メッキ加工を1個から量産加工まで、試作や短納期のメッキ加工もお任せ下さい。コダマは大阪のメッキ加工専門メーカーです。
  • ホーム
  • サイトマップ
株式会社コダマ

お気軽にお問合せください

営業時間8:00〜17:00(日祝を除く)

TEL06-6752-0001

FAX06-6752-0002

  • ホーム
  • 取扱いメッキ加工・種類
    • 金メッキ
    • 銀メッキ
    • 錫メッキ
    • ニッケルメッキ
    • 銅メッキ
    • 硬質クロムメッキ
    • 無電解ニッケルメッキ[コダテクト] ®
    • 無電解ニッケルメッキ
    • 無電解ニッケルテフロンメッキ
    • 無電解ニッケルボロンメッキ
    • 無電解ニッケルボロンタングステンメッキ
    • 亜鉛メッキ
    • アロジン処理・サーテック650処理
    • 部分メッキ加工技術
  • メッキ不良事例・問題解決Q&A
  • メッキ加工のプロセス
  • 企業情報
    • 代表挨拶  児玉益子
    • 会社概要
    • コダマ社員「私達の想い」
    • 本社工場・巽中工場 
    • 経営理念・社訓
    • 活動理念・品質方針・環境方針
    • 創業の想い
    • 組織図・事業部門
    • アクセス
    • SDGsの取り組み 
  • めっき技能士
  • メッキ加工のお問合せ・ご依頼なら コダマ(大阪)
  • メッキ加工依頼 お取引の流れ
  • 品質管理
  • めっきミニ講座
    • メッキのJIS記号表記
    • メッキの品質管理 耐食性試験・厚さ試験・密着性試験・硬さ試験
    • メッキの品質管理 機器分析法
    • 用語(一般)
    • 用語(前処理)
    • 用語(メッキ工程)
    • 用語(材料及び設備)
  • メッキの歴史
  • プライバシーステートメント
  • リンクについて
  • サイトマップ
  • 採用情報
  • コダマ新聞
  • 事例・コラム
  • 取扱いメッキ加工・種類
    • 金メッキ
    • 銀メッキ
    • 錫メッキ
    • ニッケルメッキ(無光沢・光沢)
    • 銅メッキ(硫酸銅・青化銅)
    • 硬質クロムメッキ
    • 無電解ニッケルメッキ[コダテクト] ®
    • 無電解ニッケルメッキ
    • 無電解ニッケルテフロンメッキ
    • 無電解ニッケルボロンメッキ
    • 無電解ニッケルボロンタングステンメッキ
    • 亜鉛メッキ
    • アロジン処理・サーテック650処理
    • 部分メッキ加工技術
  • メッキ問題解決Q&A
  • メッキ加工のプロセス
  • 事例・コラム
  • 企業情報
    • 代表挨拶  児玉益子
    • 会社概要
    • 本社工場・巽中工場 
    • コダマ社員「私達の想い」
    • 経営理念・社訓
    • 活動理念・品質方針・環境方針
    • 創業の想い
    • 組織図・事業部門
    • アクセス
    • めっき技能士
    • SDGs取り組み 
  • お問合せ
    • メッキ加工依頼 お取引の流れ
Home > 取扱いメッキ加工・種類 > 錫メッキ(スズ)特長や加工事例・方法を解説

錫メッキ(スズ)特長や加工事例・方法を解説

錫メッキ(スズメッキ)とは、はんだ付け性が良く、安全性が高く、電気導電性と有機酸による耐食性があり、展延性や潤滑性も持つ優れた皮膜です。窒化防止にも有効であるなど多くのユニークな特長をもった皮膜です。電解錫メッキの加工方法としては、すずイオンやすず錯イオンを含む電解質に直流またはパルス電流を流し、陰極上に金属すずを析出させる処理になります。

スズメッキ

光沢錫メッキ加工 端子金具(銅素材:メッキ膜厚5μm)

錫メッキ(スズメッキ)加工 納期1日から対応 当日持ち込みOK

コダマは創業65年の伝統と技術、大阪の錫メッキ(スズメッキ)加工業者です。特級めっき技能士2名・一級めっき技能士6名・二級めっき技能士8名が在籍しています。最短納期1日から処理対応できます。 初めての方もお気軽にお問い合わせください。ISO9001・14001認証取得工場、錫メッキ(スズメッキ)加工プロセス(動画)、錫メッキ関連記事を紹介しています。同義語:Snメッキ・Tinメッキ   

 

お問合せ・ご依頼はこちら

コダマのTEL06-6752-0001・FAX06-6752-0002

 

錫メッキの特長 対応サイズ 錫メッキの技術力 錫メッキ対応素材
錫メッキ加工 工程 錫メッキ加工事例 錫メッキQ&A 錫メッキ関連記事

光沢 錫メッキ加工事例

光沢 錫メッキ加工事例 ブスバー
錫メッキ 膜厚8μm・ラック処理・ブスバーL型(銅素材)

光沢 錫メッキ加工事例 L型接続板
錫メッキ 膜厚7μm・ラック処理・L型・接続板(銅素材)

錫メッキ加工事例 ナット

錫メッキ 膜厚7μm M12ナット 素材鉄 下地 銅メッキ バレル処理

錫メッキ加工事例 ヒューズ

錫メッキ 膜厚5μm L22×5φヒューズ 銅素材 バレル処理  

錫メッキ加工事例 電気部品

錫メッキ 膜厚3μm 電気部品 20mm×15mm×t1 銅合金素材  バレル処理 

錫メッキ加工事例 バレルメッキ処理

錫メッキ 膜厚5μm 10mm×25mm×20mm 電気部品   バレル処理

アルミ素材 錫メッキ加工事例1

錫メッキ 膜厚5μm ケース部品  アルミ素材  ラック処理 

アルミ素材 錫メッキ加工事例2

錫メッキ 膜厚5μm ケース部品  アルミ素材  ラック処理 

半光沢 錫メッキ加工事例

錫メッキ加工事例
錫メッキ バレルメッキ処理 30φ バンド端子

スズメッキ加工

スズメッキ加工(スペーサー)

 

錫メッキ加工事例 端子大錫メッキ バレルメッキ処理 30mm×10mm×t1端子

錫メッキ加工事例 電気部品錫メッキ バレルメッキ処理 L80×12×t2 電気部品

スズメッキ加工(パイプ)

スズメッキ加工(パイプ)

錫メッキ加工事例 端子

錫メッキ バレル処理 20mm×12mm×t1端子

その他の錫メッキ加工事例・実績

圧縮端子 直線スリーブ ジャンパースリーブ 接地用端子
変圧用圧縮端子 コネクタ 銅管スリーブ 圧着端子

最新の大型自動機ラインと手動ラインを完備

最新の生産管理システム・品質管理システムを取り入れた 銅・ニッケル・錫メッキ 自動バレルメッキ装置ライン

錫メッキ・ニッケルメッキ・銅メッキ 複合めっき自動設備ライン

車載関連製品の大型量産ロットも自動機ラインで処理できます。試作1個や少量の錫メッキ加工は手動ラインで最短納期1日から可能です。錫メッキ加工は、バスバー・シールドブラケット・自動車関連部品・銅管端子、ドリルネジに実績多数ございます。

手動ラインと自動ラインの2ラインの錫メッキラインを保持しているので、少量~大量生産品まで幅広くご対応可能です。スズの元素記号Sn、英語表記ではTinになります。

錫メッキ・ニッケル・無電解ニッケル複合ライン ラックメッキ自動機設備ライン

最新の生産管理システム・品質管理システムを取り入れたニッケル・無電解ニッケル・錫メッキの自動ラックメッキ装置ライン。車載関連製品の錫メッキ加工の実績多数。

メッキ加工ライン

メッキ加工ライン

アルミ素材の錫メッキ加工

錫メッキ加工事例 製品:ケース 下地メッキ 無電解ニッケル5μm/錫メッキ5μm(アルミ素材)

 

お問合せ・ご依頼はこちら

 

すずメッキの特長

— 高い安全性と幅広い機能性を持つ信頼の表面処理 —

1. 高い安全性と耐食性

  • 錫は無毒で安全性が高く、食器や食品容器にも使用されています。

  • 有機酸による腐食を受けにくく、耐食性に優れています。

2. 優れた機能性

  • 潤滑性の向上:摺動部品などへの適用により、摩耗を抑制。

  • 柔軟性・延性が高く、塑性変形に強いため、圧着端子などにも有効。

  • 窒化防止性:窒化処理を行う際、錫メッキを施した部分は窒化処理が進まないため、選択的な処理が可能。

外観バリエーションと合金展開

  • 光沢錫メッキ:銀白色の美しい外観が得られる

  • 無光沢錫メッキ:白色~グレイ調の落ち着いた仕上がり

  • 多様な錫合金メッキ:ニッケル・亜鉛・ビスマスなどとの合金により、機能特化したメッキも選択可能

 

錫メッキ加工 検査担当

錫メッキ加工 検査担当者

錫メッキ(スズメッキ)メリット

目的(なぜ錫メッキをするのか?)

はんだ付け性が優れている:工業用途では、融点が231.9℃と低く、はんだ付け性が優れている点が挙げられます。錫メッキ(スズメッキ)5μm処理した皮膜のはんだ濡れの最小ぬれ時間0.2秒、広がり面積5.0㎠以上であり、はんだ付け性は、25.0(広がり面積・㎠/ぬれ時間・秒)になります。

摺動性・潤滑性が良い:図図は摩擦係数が低く、製品のスムーズにします。錫は展延性や潤滑性の良いことから建築用ドリルネジにも錫メッキが使用されています。

適正コスト:コストと導電性と耐食性のバランスが良く、車載関連の製品にも多く採用されています。窒化防止として錫メッキが有効などの特長があります。

食品衛生上 安全:錫は安全性が高く、毒性のない金属として、食品と接触する食器などにも使われています。

錫メッキ(スズメッキ)デメリット

錫皮膜硬度が低い:輸送での摩擦などでも、擦り傷がつきやすい点があります。製品に適した梱包仕様を考慮し輸送テストなどを実施することが望まれます。変色の可能性がある:経時変化や保管される環境により変色が生じる場合があります。ウイスカーの発生する場合があります。

スズメッキ種類

光沢錫メッキ(硫酸浴)とは

— 美しい銀白色と高耐摩耗性を両立した表面処理 —

特長

光沢錫メッキ(スズメッキ)は、銀白色の美しい外観と優れた耐摩耗性を兼ね備えた硫酸浴メッキです。

  • 結晶粒が細かく、皮膜硬度が高い(Hv 40~60)

  • 接触抵抗が低く、導通性に優れる

     → 初期:0.023 mΩ / 6か月後:0.059 mΩ(依然として低抵抗)

  • 銀のような外観で装飾性も高い

  • ご要望に応じて、ベーキング処理(120℃×4時間)にも対応 →  水素脆性除去や耐変色性向上に有効

適用例

  • 電子部品端子(導電性が重要な箇所)

  • 接点部品

  • 耐摩耗性が求められるメカ部品など

注意点・デメリット

  • 圧縮応力が高く、ウイスカーが出やすい

  • 均一電着性や付き廻り性はアルカリ浴に劣るため、複雑形状にはやや不向き

  • メッキ浴が不安定で、製品形状や温度条件によって外観ムラが出ることがある

光沢錫メッキ後のベーキング処理(水素脆性除去のため)もご対応可能です。ベーキング処理の条件は120℃/4時間が標準とさせて頂いています。(耐変色加熱温度)

光沢錫メッキ加工事例 リードフレーム

光沢 錫メッキ加工事例 リードフレーム

半光沢 錫メッキ(強酸浴)とは

— ウイスカー対策に優れた半光沢仕上げ —

特長

半光沢の錫メッキ(強酸浴)は、**ウイスカー(細い金属突起)が発生しにくいメッキとして知られています。

これは、皮膜中のカーボン(炭素)量が少ないためで、さらに
リフロー処理(半溶解)**を行うことで、ウイスカー発生の抑制効果がさらに高まります。

  • 表面硬度:Hv 40〜60

  • 均一な半光沢仕上げ

  • 良好なハンダ付け性と加工性

メッキ浴の構成

半光沢の錫メッキ浴は、基本的に以下の成分で構成されています:

  • 硫酸第一スズ

  • 硫酸(強酸)

  • 各種添加剤(※)

※添加剤の種類によって「半光沢」や「光沢」に調整可能です。

適用分野

  • ウイスカー対策が重要な電子部品や端子

  • 高信頼性が求められる基板部品

  • 鉛フリーはんだとの親和性が必要な製品

無光沢 錫メッキ(アルカリ浴)とは

— 複雑形状にも対応する、均一でやわらかな皮膜 —

特長

無光沢錫メッキ(アルカリ浴)は、以下のような優れたメッキ特性を持ちます:

  • 均一電着性・優れた付き廻り性 →  複雑な形状や奥まった部分にも均一にメッキ可能

  • 非常にやわらかい皮膜(Hv 3〜4) →  圧着性や変形への追従性に優れる

  • 排水処理が比較的容易 →  環境負荷の低減にも貢献

適用例

  • 圧着端子

  • スリーブ部品

  • ヒューズの止まり穴奥など、微細・複雑構造部品へのメッキに最適

注意点・デメリット

  • 外観は光沢のないマット仕上げ(鏡面光沢は不可)

  • 処理温度が高く、製品の熱変形に注意が必要

  • メッキ速度が遅めで、生産性に影響を与える場合あり

  • 2価のスズイオンを嫌う性質が強く、

     → 陽極の管理(溶解・析出のコントロール)が重要

ラックメッキ処理 錫メッキ加工 最大対応サイズ

メッキ対応サイズ

光沢錫 :縦400mm ×横400mm× 深さ600mm

錫メッキ加工寸法

無光沢錫 長尺バスバー専用: サイズ:縦2500mm ×横400mm× 深さ600mm

錫メッキ(スズメッキ)の技術力

 

錫メッキの部分メッキ加工が得意  錫めっき+金メッキ

詳細

変色防止性の高い錫メッキ(スズメッキ)加工技術

詳細

錫メッキの品質・環境管理 スズ皮膜ICP分析の実施

詳細

錫メッキのマスキング処理・部分メッキ加工ができます  錫メッキ+金メッキ

錫メッキ  部分メッキ
ネジ部 錫 外面 金

製品の必要な部分にだけメッキをつけたいご要望があればご相談ください。マスキング処理や部分メッキ加工が可能です。

製品:M20ナット
素材:SUS304
ラック処理: 部分メッキ 2色メッキ
メッキ種類
:ネジ部 錫メッキ加工 3μm
:ネジ部以外 純金メッキ1μm

変色防止性の高い錫メッキ(スズメッキ)加工技術

変色のしにくい錫メッキ加工事例 錫メッキの酸化・変色防止対策

— 高い耐変色性と徹底した品質管理で美観を保持 —

錫メッキは変色しやすい?

錫は空気中の酸素や湿度の影響で酸化や変色が起こりやすい金属ですが、適切な後処理や保管方法により、それを防ぐことが可能です。

コダマの変色防止技術

一般的には、変色防止対策として第3リン酸ソーダによる中和処理が行われますが、コダマでは錫専用の変色防止剤を使用し、以下のようなメリットがあります:

  • より高い耐変色性を実現・長期保管でも美しい外観を維持

品質を守る保管体制

  • 室温・湿度が管理された検査室で一時保管

  • 梱包仕様・製品保管環境も変色防止の重要要素として配慮

     → 高湿度・高温下では変色リスクが高まるため、適切な環境整備が必要です

錫メッキの品質・環境管理 スズ皮膜ICP分析の実施

錫メッキ皮膜 膜厚検査

錫メッキ皮膜  蛍光X線膜厚測定

錫メッキ皮膜中のRoHS指令 4物質(カドミウム・鉛・水銀・六価クロム)の含有量調査を定期的にICP分析(含有量試験)しています。分析結果報告が必要なお客様にはご提出できます。

メッキ膜厚検査書、環境調査関連書類、紛争鉱物報告テンプレートもご提出可能です。蛍光X線膜厚測定器 メッキの膜厚を非破壊にて15秒程度で測定できます。

 

 

錫メッキ シミを発生させないメッキ加工をしています

乾燥工程でメッキ表面にシミが出来ない対策をしています。

・乾燥機内の温度を高温にしない

・乾燥機内の定期的な清掃と点検

・環境のよい場所で製品を保管

詳しくはこちら

 

メッキ加工の品質管理

錫メッキ(スズメッキ)対応素材

銅 銅合金 テルル銅 ベリリウム銅
クロム銅 真鍮 ステンレス鋼(SUS) インコネル
コバール 焼入れ鋼 工具鋼 鉄
アルミニウム アルミニウム合金チタン インコネル モリブデン

特に得意なのは、銅素材、アルミ素材に錫メッキ加工を多く加工処理しています。アルミ素材製品は、下地ニッケル処理(又は無電解ニッケル)を施し、上層に錫メッキ加工を行います。ご対応できるアルミ素材はA2017、A5052,A7075,ADC12など様々なアルミ素材に錫メッキ加工が可能です。

 

錫メッキ加工事例  真鍮端子

銅合金素材に錫メッキ加工事例

錫メッキ(スズメッキ)加工工程

錫メッキ加工 工程動画の紹介

錫メッキ加工の様子をYouTubeでご覧いただけます

錫メッキのやり方、方法を動画でわかりやすく紹介しています。ぜひ、ご覧ください。 錫メッキ加工工程の動画  

 

1 アルカリ脱脂 脱脂工程は、製品についている油を取るために行います
2 超音波洗浄 超音波によって、液体に生じた真空の気泡が破裂する際の衝撃波を利用した洗浄方法
3 電解脱脂 電解脱脂工程は、浸漬脱脂で取り除くことのできない、微細な凹凸面に付着したバフカスや焼き入れのスケールを、多量のガスの圧力で取り除くために行います。
4 活性化 酸活性工程は、メッキ前に素材を活性化させ、メッキを付きやすくするために行います。鉄系・硫黄快削鋼・銅合金など素材にマッチした活性化を行います。
5 銅メッキ 下地の銅ストライクメッキです。素材を活性化し素材と上層の間に加工することで接着剤のような効果のあるメッキです。

6 錫メッキ

仕様の膜厚に合せて、時間を設定し、錫メッキ加工を行います。
7 変色防止処理 第3リン酸処理の他に専用の変色防止剤を使用し強固な変色防止効果があります。

9 乾燥工程

エアー乾燥で大方の水分を弾き飛ばし、最終乾燥炉にて完全に水分を蒸発させます。

発注する際の注意点

お問合せの前にお客様にご確認いただきたいポイントをご案内します。

メッキ加工する製品御素材の確認 ロット数量(一度に発注していただく数量)の確認 メッキの種類の確認 製品の形状・寸法の確認
コダマメッキ加工依頼お取引の流れ

 

お問合せ・ご依頼はこちら

コダマのTEL06-6752-0001・FAX06-6752-0002

錫メッキ(スズメッキ)加工 技術者

全国めっき技術コンクール装飾クロムめっき部門:厚生労働大臣賞 受賞(日本1位) ラック処理担当 小中さん

錫メッキ加工 ラック処理担当

全国めっき技術コンクール 装飾クロムめっき部門にて厚生労働大臣賞 受賞(日本1位)に輝きました! 

今の気持ち,1位になれた秘訣や工夫したことはありますか?

とにかく嬉しいの一言です!!先ずは、冶具づくりに力を入れました。7ヵ月前から冶具づくりの準備。さらに、細かい事ですけど、メッキっていうのは時間が長ければ長いほど、目的の膜厚にするのが難しくなります。時間と電圧設定の工夫も行いました。

今回の大会を通じて何か得たことはありますか?

人生、メッキには運が必要だと思いました。その運を僕は執念で呼んだのだと思います!「結果にコミットする」 執念をこれからも大事にメッキをしていこうと思います。

 

錫メッキ(スズメッキ)解決Q&A

Q. 錫メッキ(スズメッキ)のRoHS指令4物質(カドミウム・鉛・水銀・六価クロム)含有量調査について
Q. 錫メッキ(スズメッキ)のハンダ付け性劣化
Q.  錫メッキ(スズメッキ)のウイスカー対策、金属拡散防止の方法
Q. 錫メッキ(スズメッキ)被膜中の鉛について
Q.  錫メッキ加工後にベーキング処理とは
Q. リフロー錫メッキ出来ますか。
Q. 真鍮素材の錫メッキ(スズメッキ)の変色
Q. 錫メッキ(スズメッキ)の剥離の方法
 

スズメッキのよくあるご質問・ご要望例

【コラム】錫メッキ(スズメッキ)ライブラリの記事

  • はんだ付けに適した錫メッキの合金メッキ(鉛フリー合金メッキ) 
  • 錫メッキ硫酸浴の組成 作業条件事例
  • 錫メッキ(スズメッキ)加工のウイスカー対策
  • メッキの安全衛生について 電気機器の取扱いについて 
  • 軟らかいメッキ(硬度Hv150以下)
メッキコラムをもっと見る

錫メッキ(スズメッキ)関連記事

錫メッキ(スズメッキ)のJIS記号での表し方と呼び方

[メッキ法の種類]-[素地の種類]/[下地メッキの種類 膜厚], [上層のメッキの種類 膜厚]

例1: EpーCu / Ni1、Sn5
電気めっきー素地の種類(銅素地)/ 下地めっきのニッケル1μm以上、上層の錫メッキ 膜厚5μm以上
例2: EpーAl / Elp-Ni5、Sn8
最終めっきが電気めっき、素地の種類(アルミ素地)/ 無電解ニッケルめっき5μm以上、上層の錫メッキ 膜厚8μm以上

錫メッキのJIS規格 電気すず-鉛合金メッキ H8624-1990

錫メッキ(スズメッキ)の硬度

皮膜硬度は、添加剤やメッキ条件により変化するので、あくまで目安です。

光沢錫(強酸浴) Hv20 程度
無光沢(強酸浴) Hv5~8 程度
無光沢錫(アルカリ浴) Hv3~4 程度

錫メッキ(スズメッキ)の等級及び最小厚さ

等級 めっき最小厚さ(μm)
1級 3
2級 5
3級 10
4級 15
5級 30

錫メッキ(スズメッキ)のタイプ及びその記号・後処理を表す記号

錫めっきのタイプ及びその記号

光沢めっき  b
半光沢めっき s
無光沢めっき m

後処理を表す記号

変色防止処理 AT

錫の特性や適用分野

錫(Sn)の比重7.30 比重とは、物体の体積あたりの質量が、基準となる密度と比べたときの軽さや重さです。基準となる密度は1気圧にある摂氏4℃の水で、これは1立方センチメートル(1cm3)あたりほぼ1グラム(g)で、標準密度は1です。錫(Sn)の融点は231.9℃

通常、固体や液体の密度と水の密度の比を意味します。気体の比重の場合は標準状態の空気(0℃、1atm)と比べます。比重そのものは密度同士の「比」であるので単位、記号はありません。比重は標準密度1に対して比べる物質の密度が1より大きければ水より重い物体であり水に沈み、1より小さければ水に浮くことを意味します。例えば、錫(Sn)の比重は7.30で、鉄の比重「7.87」に比べ少し軽い金属であることがわかります。

特性 適用分野・参考事例
錫メッキの有機酸に対する安定性、優れた耐食性 をいかした分野 缶詰用鋼板、食器具類、温水器ヒーターなど

錫メッキの柔らかさ、柔軟性、潤滑性を活かした分野

軸受け部品、摺動部品、鉄鋼の窒化防止

柔軟性、潤滑性を活かした建築用ドリルネジ

錫メッキの半田付け性、導電性・電気的特性を生かした分野

電子部品、半導体部品、機構部品へのメッキ

銅管端子、バスバー、接続端子、モジュール端子、ピン、ターミナル、接続端子、バスバー、コネクタ、ヒューズ、ブラケット、シールドシェル等

錫1kgはいくらか? 月次 錫金属建値推移

錫の金属建値は、金や銀と比較すると、安定していますが、2年前と比較すると2023年10月 5,100円/kgから2025年3月には6,580円/kgと上昇しています。錫メッキの単価は、錫金属建値の変動を考量して、年1回 単価の見直しをしています。

 年・月 平均
2025年 3月 6,580円 /kg
2025年 2月 6,380円 /kg
2025年 1月 6,170円 /kg
2024年 12月 5,930円 /kg
2024年 11月 6,290円 /kg
2024年 10月 6,370円 /kg
2024年 9月 6,050円 /kg
2024年 8月 6,161円 /kg
2024年 7月 6,590円 /kg
2024年 6月 6,640円 /kg
2024年 5月 6,710円 /kg
2024年 4月 6,460円 /kg

参考:月次 錫金属建値 推移(特殊金属エクセル 参照)

錫の合金メッキ(装飾用・防食用・機能用)

装飾用の錫の合金メッキ

スズーコバルト合金メッキはスタネート浴、ピロリン酸浴、フッ化物浴があります。外観がニッケルクロムメッキに近いことから、代替ニッケルクロムとして使用されることもあります。その他には、スズーニッケル合金メッキ(ピロリン酸浴、フッ化物浴)、スズーニッケルー銅合金メッキ(ピロリン酸浴)、スズー銅ー亜鉛合金メッキ(シアン浴)などがあります。

防食用の錫の合金メッキ

スズー亜鉛合金メッキ(有機カルボン酸浴、シアン浴)があります。

機能用の錫の合金メッキ

  純錫メッキ 錫ービスマスメッキ  錫ー銀メッキ 錫ー銅メッキ
使用用途 外装部品、コネクタ 外装部品、コネクタ ウエハバンプ コネクタ、基板
融点 232℃ 221℃(ビスマス2.0wt%) 221℃(銀3.5wt%) 227℃(銅0.7wt%)
ウイスカ 対策が必要 良好 良好 対策が必要

 

溶融すずめっき:高温度で溶融しているすず金属の中に製品を浸漬して、引き上げ、すず金属の皮膜を形成させるめっきです。膜厚を薄くつけることが難しい。ウイスカーは出にくい皮膜で、膜厚が厚いので、耐食性に優れています。

 

 

スズメッキのよくあるご質問・ご要望例

お問合せ・ご依頼はこちら

コダマのTEL06-6752-0001・FAX06-6752-0002

 

この記事の解説者:錫メッキ(スズメッキ)のまとめ            
特級めっき技能士 児玉義弘

株式会社コダマ 専務取締役 児玉義弘 特級めっき技能士・毒物劇物取扱責任者・公害防止管理者(水質2種)

錫メッキは、コストと導電性と耐食性のバランスが良く、車載関連の製品にも多く採用されています。錫の皮膜の特性としては、毒性が低く、はんだ付け性が優れている。展延性や潤滑性が高い、窒化防止として有効であるなど様々なユニークな特長をもったメッキです。

めっき職歴30年以上 父が創業のメッキ工場で小学生の時からラッキング作業・メッキ加工に関わる。大学卒業後は、電子部品のメッキ加工を得意とされる東京のメッキメーカーにて修行し、メッキ技術と経営ノウハウを学ぶ。

コダマ入社以来、現場、品質保証、新規営業を担当し、現在は新卒採用活動、新規事業の検討などに注力している。

取扱いメッキ加工・種類

  • 金メッキ(Au)特長や加工事例、方法を解説
  • 銀メッキ(Ag)特長や加工事例、加工方法を解説
  • 錫メッキ(スズ)特長や加工事例・方法を解説
  • ニッケルメッキ(Ni)(無光沢・光沢)特長、加工方法や加工事例を解説
  • 銅メッキ(硫酸銅・青化銅)(Cu)特長や用途を解説
  • 硬質クロムメッキ(ICr)特長や加工事例、方法を解説
  • 無電解ニッケルメッキ[コダテクト] ®
  • 無電解ニッケルメッキ 特長や加工事例、方法を解説
  • 無電解ニッケルテフロンメッキ(Ni-P / PTFE)とは? 特長や用途の解説
  • 無電解ニッケルボロンメッキ(ELp-NiB) 特徴や用途の解説
  • 無電解ニッケルボロンタングステンメッキ(ELp-Ni-B-W) 特長や用途の解説
  • 亜鉛メッキ(Zn)(六価クロメート・亜鉛黒)特長や用途 関連記事の解説
  • アロジン処理・サーテック650処理 特長や用途や加工方法の解説
  • 部分メッキ加工技術
大阪ものづくり優良企業賞2024「匠」 最優秀企業賞 コダマ

大阪ものづくり優良企業賞2024「匠」 最優秀企業賞 コダマ

メッキミニ講座

めっき資格取得者

めっき資格取得者

めっき技能士資格取得者

コダマの持続可能な目標

コダマの持続可能な目標

健康経営優良法人2025 コダマ

コダマ 健康経営優良法人 2025に認定いただきました

大阪府 いきいき元気宣言 事業者登録

男女いきいき・元気宣言 事業者

女性活躍リーディングカンパニー 三ツ星企業認証

女性活躍リーディングカンパニー 2024大阪市認証 コダマ
#

お問合せ

株式会社コダマ

06-6752-0001

〒544-0012 大阪市生野区巽西1丁目9番35号

06-6752-0002

お問合せ・見積依頼

ISO 9001・ISO 14001認定工場 ISO

ご依頼・ご質問・お見積りなどお気軽にご相談ください。

お電話でのお問合せはこちら

06-6752-0001

FAXでのお問合せはこちら

06-6752-0002

お問合せフォームはこちら

お問合せ・見積依頼

Site Footer

株式会社コダマ

〒544-0012 大阪市生野区巽西1丁目9番35号

TEL:06-6752-0001

FAX:06-6752-0002

  • ホーム
  • 取扱いメッキ加工・種類
    • 金メッキ
    • 銀メッキ
    • 錫メッキ
    • ニッケルメッキ
    • 銅メッキ
    • 硬質クロムメッキ
    • 無電解ニッケルメッキ[コダテクト] ®
    • 無電解ニッケルメッキ
    • 無電解ニッケルテフロンメッキ
    • 無電解ニッケルボロンメッキ
    • 無電解ニッケルボロンタングステンメッキ
    • 亜鉛メッキ
    • アロジン処理・サーテック650処理 
    • 部分メッキ加工技術
  • メッキ不良事例・問題解決Q&A
  • メッキ加工のプロセス
  • コダマ 企業情報
    • 代表挨拶
    • 会社概要
    • 本社工場・巽中工場 
    • コダマ社員「私達の想い」
    • 経営理念・社訓
    • 活動理念・品質方針・環境方針
    • 創業の想い
    • 組織図・事業部門
    • 交通アクセス
    • めっき技能士
    • SDGs取り組み 
  • メッキ加工のお問合せ
    • お取引の流れ
  • メッキ加工の品質管理
  • 事例・コラム
  • コダマ めっきミニ講座
    • メッキのJIS記号表記
    • メッキの品質管理
    • 用語(一般)
    • 用語(前処理)
    • 用語(メッキ工程)
    • 用語(材料及び設備)
    • 用語(試験及び検査)
    • メッキの歴史
  • プライバシーステートメント
  • リンクについて
  • サイトマップ
  • 採用情報
  • コダマ新聞
Copyright © 2014-2019 Kodama Co. All Rights Reserved.