錫メッキ(スズメッキ)加工|試作1個から月産20万個まで対応

錫メッキ(スズメッキ)加工|はんだ付け性・導電性・ウィスカー対策をご提案

コダマは、大阪で錫メッキ(スズメッキ)加工を行う表面処理メーカーです。車載関連部品、電力関連端子、コネクタ、ブスバー、圧着端子、電子部品など、はんだ付け性・導電性・接触信頼性が求められる部品に、用途に合わせたスズメッキ加工をご提案します。

外観・摺動性に優れた光沢スズメッキ・半光沢スズメッキ・電子機器のショート原因となるウィスカー(金属結晶)の発生を抑える無光沢スズメッキに対応。環境規制(RoHS指令)に適合した鉛フリー仕様になります。試作1個から量産まで、部分メッキ、変色防止、ウィスカー対策、ベーキング処理までご相談いただけます。

錫メッキの変色防止対策 長期保管でも美しい外観を維持 株式会社コダマ(大阪)
錫メッキ加工(スズメッキ)の変色防止対策 長期保管でも美しい外観を維持
スズメッキ加工 膜厚7μm M12ナット 素材鉄 下地 銅メッキ バレル処理
錫メッキ加工(スズメッキ) 膜厚7μm ナット 素材鉄 バレル処理

また、特級めっき技能士3名・一級めっき技能士6名・二級めっき技能士8名が在籍し、最新の生産管理・品質管理システムを導入。大型自動機ラインと手動ラインを完備し、品質の安定化、納期厳守、安定供給を実現しています。品質・納期・対応力の向上に向けて、お客様満足度アンケート調査結果を13年連続で公表しています

スズメッキ加工の相談してみる ・ 御見積依頼

メールや電話でのご相談は、「これ、スズメッキで合ってますか?」というレベルでも大歓迎です。安心してお問い合わせください。

コンテンツナビゲーション
スズメッキの技術力 スズメッキ加工事例 対応サイズ 対応素材
スズメッキの特長 スズメッキ加工工程 スズメッキQ&A 関連記事

はんだ付け性・接触信頼性・ウィスカー・変色でお困りではありませんか?

貴社の製品に、次のような課題はありませんか?

端子・コネクタ・電子部品のはんだ付け性を安定させたい
電力関連端子・ブスバーの導電性や接触信頼性を確保したい
スズメッキのシミ・変色をできるだけ抑えたい
鉛フリー対応に伴うウィスカー発生リスクを抑えたい
環境管理・RoHS指令(4物質)の含有量のICP分析データを確認したい
月産数万個〜20万個規模の量産を安定供給できる加工先を探している

1つでも該当する場合は、ぜひ図面・写真を添えてお問い合わせください。
形状や素材に合わせて最適な仕様をご提案します。

まずは相談してみる ・ 御見積依頼

メールや電話でのご相談は、「これ、スズメッキで合ってますか?」というレベルでも大歓迎です。安心してお問い合わせください。

スズメッキのはんだ付け性・ウィスカー対策・変色防止・納期をまとめて相談できます

1. 試作1個から月産20万個規模まで対応

大型自動機ラインと手動ラインを活用し、試作・小ロットから量産まで対応。短納期案件や安定供給が必要な部品もご相談ください。

2. 部分メッキ・2色メッキにも対応

必要箇所だけにスズメッキを行う部分メッキや、金メッキとの2色メッキにも対応可能です。機能性とコストのバランスを考えた加工をご相談いただけます。

3. 変色防止・シミ対策まで工程管理

スズ専用の変色防止剤、乾燥工程、保管環境の管理により、シミや変色を抑える加工に取り組んでいます。

4. 膜厚・環境調査書類にも対応

蛍光X線膜厚測定器による膜厚確認、ICP分析、環境調査関連書類、膜厚検査書など、品質要求のある案件にも対応します。

 

錫メッキ(スズメッキ)の技術力

スズメッキの部分メッキ加工が得意 

変色防止性の高いスズメッキ加工技術

スズメッキの品質・環境管理 スズ皮膜ICP分析の実施

錫メッキ加工  部分メッキ ネジ部が錫メッキ・外面が金メッキ (大阪 コダマ)
錫メッキ加工  部分メッキ ネジ部が錫メッキ・外面が金メッキ (大阪 コダマ)

製品:M20ナット
素材:SUS304
ラック処理: 部分メッキ 2色メッキ
メッキ種類
:ネジ部 錫メッキ加工 3μm
:ネジ部以外 純金メッキ1μm

製品の必要な部分にだけメッキをつけたいご要望があればご相談ください。マスキング処理や部分メッキ加工が可能です。

変色防止性の高い錫メッキ加工(スズメッキ)加工技術

変色のしにくい錫メッキ加工(大阪 コダマ)
錫メッキの変色防止対策 長期保管でも美しい外観を維持

 

コダマの錫メッキ加工(スズメッキ)の変色防止技術

一般的には、錫メッキの変色防止対策として第三リン酸ソーダによる中和処理が行われます。一方、コダマでは錫専用の変色防止剤を使用しており、より高い品質を実現しています。その結果、以下のメリットがあります。

  • より高い耐変色性を実現

  • 長期保管でも美しい外観を維持

品質を守る保管体制

梱包仕様・製品保管環境も変色防止の重要要素として配慮し、室温・湿度が管理された検査室で一時保管

錫メッキ加工(スズメッキ)の品質・環境管理 スズ皮膜ICP分析の実施

錫メッキ皮膜 蛍光X線式膜厚測定 (大阪 コダマ)
錫メッキ皮膜 蛍光X線式膜厚測定

 

錫メッキ加工(スズメッキ)の膜厚測定(蛍光X線)

コダマでは、錫メッキ皮膜の膜厚を蛍光X線膜厚測定器で測定しています。メッキの膜厚を非破壊で約15秒と短時間で測定できるため、品質確認を迅速に行えます。

RoHS指令(4物質)の含有量調査にも対応

スズメッキ皮膜中のRoHS指令 4物質(カドミウム・鉛・水銀・六価クロム)について、定期的にICP分析(含有量試験)を実施しています。分析結果の報告が必要なお客様には、分析結果報告書の提出も可能です。

ご要望に応じて提出可能な書類

  • メッキ膜厚検査書 ・環境調査関連書類 ・紛争鉱物報告テンプレート

 

 錫メッキ加工(スズメッキ)のシミを発生させないメッキ加工をしています

乾燥工程でメッキ表面にシミが出来ない対策をしています。

・乾燥機内の温度を高温にしない

・乾燥機内の定期的な清掃と点検

・環境のよい場所で製品を保管

詳しくはこちら

お客様の声をもとに、品質・納期・対応力を改善しています

株式会社コダマでは、品質・納期・対応力の向上を目的に、お客様満足度アンケート調査を実施し、その結果を13年連続で公表しています。 いただいたご意見を社内で共有し、金メッキ・銀メッキ・スズメッキをはじめとする各種表面処理の品質改善に活かしています。初めてのお客様にも安心してご相談いただけるよう、これからもお客様の声を大切にしたものづくりを続けてまいります。Google口コミのお客様からの声もご覧いただけます

スズメッキ加工のお問い合わせ・見積依頼

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アルミへの錫メッキ加工(スズメッキ)でお困りではありませんか?

錫メッキ(スズメッキ)加工事例  真鍮端子  錫メッキ加工:真鍮端子

銅素材、アルミ素材への直接メッキ、下地処理を得意とし、これまで多数の加工実績がございます。素材特性をふまえた前処理・下地処理を適切に行い、安定した密着性と品質を確保。

アルミ素材への錫メッキでは、錫皮膜の密着性の向上のため、事前に下地ニッケル処理(または無電解ニッケル)を施し、上層に錫メッキを形成します。アルミ特有の課題に対して、安定した皮膜品質の加工が可能です。対応可能なアルミ材は、A2017・A5052・A7075・ADC12など幅広く、用途や要求仕様に対応します。

錫メッキ加工(スズメッキ)取扱い種類と加工事例

光沢スズメッキ、半光沢 スズメッキ、無光沢 スズメッキ加工の3種類が可能です。

光沢錫メッキ加工(スズメッキ)(硫酸浴)特性一覧 導電性・外観と滑り性なら光沢硫酸浴

項目 内容 ・ 特性詳細

外観・装飾性

銀白色の美しい金属光沢(銀のような外観で装飾性が高い)

皮膜硬度

Hv 40~60 (結晶粒が細かく、皮膜硬度が高い)

接触抵抗(導通性)

初期:0.023 mΩ / 6か月後:0.059 mΩ (経年でも優れた低抵抗・高導通性を維持)

ベーキング処理

※オプション対応

標準条件:120℃ / 4時間

(水素脆性除去、耐変色性向上、耐変色加熱温度に有効)

主なメリット・特長

・優れた導通性と耐摩耗性を兼ね備える

・外観の見栄えが良い

デメリット・注意点

・圧縮応力が高く、ウィスカーが発生しやすい

・アルカリ浴に比べ均一電着性(付き廻り性)が劣るため、複雑形状にはやや不向き

・メッキ浴が不安定なため、形状や温度により外観ムラが出る場合がある

適用例

電子部品端子(導電性が重要な箇所)

接点部品

耐摩耗性が求められるメカ部品 など

光沢錫メッキ加工(スズメッキ)加工事例

ブスバーへの錫メッキ加工(スズメッキ 大阪 コダマ)
スズメッキ加工 膜厚8μm・ラック処理・ブスバーL型(銅素材)
L型接続板 への錫メッキ加工(スズメッキ 大阪 コダマ)
スズメッキ加工 膜厚7μm・ラック処理・L型・接続板(銅素材)
ナットへの錫メッキ加工(スズメッキ 大阪 コダマ)
スズメッキ加工 膜厚7μm M12ナット 素材鉄 下地 銅メッキ バレル処理
ヒューズへの錫メッキ加工(スズメッキ 大阪 コダマ)
スズメッキ加工 膜厚5μm L22×5φヒューズ 銅素材 バレル処理
電気部品への錫メッキ加工(スズメッキ 大阪 コダマ)
スズメッキ加工 膜厚3μm 電気部品 20mm×15mm×t1 銅合金素材  バレル処理 
電気部品への錫メッキ加工(スズメッキ バレルメッキ処理 大阪 コダマ)
スズメッキ加工 膜厚5μm 10mm×25mm×20mm 電気部品   バレル処理
アルミ素地 ケース製品への錫メッキ加工(スズメッキ 大阪 コダマ9
スズメッキ加工 膜厚5μm ケース部品  アルミ素材  ラック処理
アルミ素材 錫メッキ加工事例2
スズメッキ加工 膜厚5μm ケース部品  アルミ素材  ラック処理

スズメッキのお問い合わせ ・ 御見積依頼

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半光沢 錫メッキ加工(スズメッキ)(強酸浴)特性一覧 ウィスカー対策なら半光沢強酸浴

項目 内容 ・ 特性詳細

外観・仕上がり

均一な半光沢仕上げ

皮膜硬度

Hv 40~60

融点

約232℃ (比較的低く、はんだ付けに最も適した表面処理)

最大の強み

(ウィスカー対策)

皮膜中のカーボン(炭素)量が少ないため、ウィスカー(細い金属突起)が発生しにくい。さらにリフロー処理(半溶解)を行うことで、ウイスカー発生の抑制効果がさらに高まります。

主なメリット・特長

・良好なはんだ付け性(鉛フリーはんだとの親和性も高い)

・加工性(メッキ後の加工のしやすさ)に優れる

・高信頼性が必要な電子部品に最適

適用例

ウィスカー対策が最重要視される電子部品や端子

高信頼性が求められる基板部品

鉛フリーはんだでの実装が必要な製品

半光沢 錫メッキ加工(スズメッキ)加工事例

端子への錫メッキ加工(スズメッキ 大阪 コダマ)
スズメッキ バレルメッキ処理 30mm×10mm×t1端子
錫メッキ(スズメッキ)加工事例 端子
スズメッキ バレルメッキ処理 加工事例 端子

無光沢 錫メッキ加工(スズメッキ)(アルカリ浴)特性一覧 複雑形状やパイプの内側ならアルカリ浴

項目 内容 ・ 特性詳細

メッキ浴の特性

 アルカリ性(2価のスズイオンを嫌う性質が強いため、陽極の溶解・析出コントロールなど厳密な管理が必要)

外観・仕上がり

光沢のないマット仕上げ(鏡面光沢は不可)

皮膜硬度

Hv 3~4(非常にやわらかい皮膜。圧着性や変形への追従性に極めて優れる)

最大の強み

(付き廻り性)

抜群の均一電着性・優れた付き廻り性。

酸性浴ではメッキがのりにくい、複雑な形状や奥まった部分(止まり穴の奥など)にも均一にメッキが可能。

デメリット・注意点

処理温度が高いため、製品(素地)の熱変形に注意が必要

メッキの析出速度が遅めで、生産性に影響を与える場合がある

適用例

圧着端子、スリーブ部品(やわらかさを活かした部品)

ヒューズの止まり穴奥など、微細・複雑構造部品

無光沢 錫メッキ加工(スズメッキ)加工事例

錫メッキ加工(スズメッキ)事例 電気部品  株式会社コダマ 大阪
スズメッキ加工事例 電気部品
スズメッキ加工(パイプ)
スズメッキ加工(パイプ)

その他のスズメッキ加工事例・実績

圧縮端子 直線スリーブ ジャンパースリーブ 接地用端子
変圧用圧縮端子 コネクタ 銅管スリーブ 圧着端子

どのスズメッキ浴を選ぶべきか 迷われている設計・開発者様へ

製品の形状、求められる通電性やはんだ付け性によって、最適なスズメッキの仕様は異なります。コダマでは、図面段階からのご相談や、「まずは1個試してみたい」という試作のご要望にも柔軟に対応いたします。他社で断られた複雑形状や、ウィスカー対策でお悩みの方も、お気軽にご相談ください。

スズメッキの試作・お見積もり相談はこちら(無料)

ラックメッキ処理 錫メッキ加工(スズメッキ)加工 最大対応サイズ

光沢錫メッキ対応可能サイズ :縦400mm ×横400mm× 深さ600mm 

光沢錫:縦400mm ×横400mm× 深さ600mm

 

無光沢錫メッキ対応可能サイズ :縦2500mm ×横400mm× 深さ600mm 

無光沢錫 長尺バスバー専用:縦2500mm ×横400mm× 深さ600mm

錫メッキ加工(スズメッキ)対応素材

銅合金 テルル銅 ベリリウム銅
クロム銅 真鍮 ステンレス鋼(SUS) インコネル
コバール 焼入れ鋼 工具鋼
アルミニウム アルミニウム合金 インコネル モリブデン

錫メッキ加工(スズメッキ)の特長

スズメッキとは、はんだ付け性に優れたメッキ皮膜です。さらに、安全性が高いことに加え、電気を通しやすい(導電性)、有機酸に対して腐食しにくい(耐食性)といった特長があります。また、皮膜自体が柔らかく伸びる性質(展延性)や、滑りが良い(潤滑性)という性質も持ち、用途の幅が広いメッキです。そのほか、窒化を防ぐ効果もあり、多くのユニークなメリットを備えています。なお、スズの元素記号は Sn、英語表記では Tin(ティン) です。

 高い安全性と耐食性

  • 錫は無毒で安全性が高く、食器や食品容器にも使用されています。

  • 有機酸による腐食を受けにくく、耐食性に優れています。

優れた機能性

  • 潤滑性の向上:摺動部品などへの適用により、摩耗を抑制。

  • 柔軟性・延性が高く、塑性変形に強いため、圧着端子などにも有効。

  • 窒化防止性:窒化処理を行う際、錫メッキを施した部分は窒化処理が進まないため、選択的な処理が可能。

光沢スズメッキ 銀白色の美しい外観が得られる
無光沢スズメッキ 白色~グレイ調の落ち着いた仕上がり
多様なスズ合金メッキ ニッケル・亜鉛・ビスマスなどとの合金により、機能特化したメッキも選択可能

錫メッキ加工(スズメッキ) メリット

  • はんだ付け性が優れている:工業用途では、融点が231.9℃と低く、はんだ付け性が優れている点が挙げられます。錫メッキ(スズメッキ)5μm処理した皮膜のはんだ濡れの最小ぬれ時間0.2秒、広がり面積5.0㎠以上であり、はんだ付け性は、25.0(広がり面積・㎠/ぬれ時間・秒)になります。
  • 摺動性・潤滑性が良い:図図は摩擦係数が低く、製品のスムーズにします。錫は展延性や潤滑性の良いことから建築用ドリルネジにも錫メッキが使用されています。
  • 適正コスト:コストと導電性と耐食性のバランスが良く、車載関連の製品にも多く採用されています。窒化防止として錫メッキが有効などの特長があります。
  • 食品衛生上 安全:錫は安全性が高く、毒性のない金属として、食品と接触する食器などにも使われています。

錫メッキ加工(スズメッキ) デメリット

  • 錫皮膜硬度が低い:輸送での摩擦などでも、擦り傷がつきやすい。製品に適した梱包仕様を考慮し輸送テストなどを実施することが望まれます。
  • 変色の可能性がある:経時変化や保管される環境により変色が生じる場合がありますウイスカーの発生する場合があります。

 

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最新の大型自動機ラインと手動ラインを完備

バレルメッキ自動機ライン 銅メッキ・ニッケルメッキ・錫メッキ(スズメッキ) コダマ 巽中工場 大阪
バレルメッキ自動機ライン 前処理ーメッキ工程
銅メッキ・錫メッキ(スズメッキ)ラックめっき自動機ライン
錫メッキ(スズメッキ)自動機ライン 前処理ーメッキ工程
ラックメッキ自動機ライン コダマ 巽中工場 大阪
ラックメッキ自動機ライン 乾燥工程

車載関連製品の大型量産ロットにも対応しており、自動機ラインで安定した量産処理が可能です。また、試作1個からの少量ロットは手動ラインで対応でき、最短納期1日での加工も可能です。

スズメッキ加工は、バスバー・シールドブラケット・自動車関連部品・銅管端子・ドリルネジなど、多数の実績がございます。当社では手動ラインと自動ラインの2ライン体制を整えているため、少量~大量生産品まで幅広くご対応できます。

錫メッキ加工(スズメッキ)加工工程

 
1 アルカリ脱脂 脱脂工程は、製品についている油を取るために行います
2 超音波洗浄 超音波によって、液体に生じた真空の気泡が破裂する際の衝撃波を利用した洗浄方法
3 電解脱脂 電解脱脂工程は浸漬脱脂で取り除くことのできない、微細な凹凸面に付着したバフカスや焼き入れのスケールを、多量のガスの圧力で取り除くために行います。
4 活性化 酸活性工程は、メッキ前に素材を活性化させ、メッキを付きやすくするために行います。鉄系・硫黄快削鋼・銅合金など素材にマッチした活性化を行います。
5 銅メッキ 下地の銅ストライクメッキです。素材を活性化し素材と上層の間に加工することで接着剤のような効果のあるメッキです。

6 スズメッキ

仕様の膜厚に合せて、時間を設定し、錫メッキ加工を行います。
7 変色防止処理 第3リン酸処理の他に専用の変色防止剤を使用し強固な変色防止効果があります。

8 乾燥工程

エアー乾燥で大方の水分を弾き飛ばし、最終乾燥炉にて完全に水分を蒸発させます。

発注する際の注意点

お問合せの前にお客様にご確認いただきたいポイントをご案内します。

メッキ加工する製品御素材の確認 ロット数量(一度に発注していただく数量)の確認 メッキの種類の確認 製品の形状・寸法の確認
コダマメッキ加工依頼お取引の流れ

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コダマのTEL06-6752-0001・FAX06-6752-0002

錫メッキ加工(スズメッキ)加工の問題解決Q&A

Q. 錫メッキ(スズメッキ)のRoHS指令4物質(カドミウム・鉛・水銀・六価クロム)含有量調査について
Q. 錫メッキ(スズメッキ)のハンダ付け性劣化
Q.  錫メッキ(スズメッキ)のウィスカー対策、金属拡散防止の方法
Q. 錫メッキ(スズメッキ)被膜中の鉛について
Q.  錫メッキ加工後にベーキング処理とは
Q. リフロー錫メッキ出来ますか。
Q. 真鍮素材の錫メッキ(スズメッキ)の変色
Q. 錫メッキ(スズメッキ)の剥離の方法
 

スズメッキのよくあるご質問・ご要望例

【コラム】錫メッキ加工(スズメッキ)ライブラリの記事

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錫メッキ加工(スズメッキ)関連記事

スズメッキのJIS記号での表し方と呼び方

[メッキ法の種類]-[素地の種類]/[下地メッキの種類 膜厚], [上層のメッキの種類 膜厚]

例1: EpーCu / Ni1、Sn5
電気めっきー素地の種類(銅素地)/ 下地めっきのニッケル1μm以上、上層の錫メッキ 膜厚5μm以上
例2: EpーAl / Elp-Ni5、Sn8
最終めっきが電気めっき、素地の種類(アルミ素地)/ 無電解ニッケルめっき5μm以上、上層の錫メッキ 膜厚8μm以上

錫メッキのJIS規格 電気すず-鉛合金メッキ H8624-1990

スズメッキの硬度

皮膜硬度は、添加剤やメッキ条件により変化するので、あくまで目安です。

光沢錫(強酸浴) Hv20 程度
無光沢(強酸浴) Hv5~8 程度
無光沢錫(アルカリ浴) Hv3~4 程度

錫メッキ加工(スズメッキ)の等級及び最小厚さ

等級 めっき最小厚さ(μm)
1級
2級 5
3級 10
4級 15
5級 30

錫メッキ加工(スズメッキ)のタイプ及びその記号・後処理を表す記号

スズメッキのタイプ及びその記号

光沢めっき  b
半光沢めっき s
無光沢めっき m

後処理を表す記号

変色防止処理 AT

錫の特性や適用分野

スズ(Sn)の比重7.30 比重とは、物体の体積あたりの質量が、基準となる密度と比べたときの軽さや重さです。基準となる密度は1気圧にある摂氏4℃の水で、これは1立方センチメートル(1cm3)あたりほぼ1グラム(g)で、標準密度は1です。錫(Sn)の融点は231.9℃

通常、固体や液体の密度と水の密度の比を意味します。気体の比重の場合は標準状態の空気(0℃、1atm)と比べます。比重そのものは密度同士の「比」であるので単位、記号はありません。比重は標準密度1に対して比べる物質の密度が1より大きければ水より重い物体であり水に沈み、1より小さければ水に浮くことを意味します。例えば、錫(Sn)の比重は7.30で、鉄の比重「7.87」に比べ少し軽い金属であることがわかります。

特性 適用分野・参考事例
スズメッキの有機酸に対する安定性、優れた耐食性 をいかした分野 缶詰用鋼板、食器具類、温水器ヒーターなど

スズメッキの柔らかさ、柔軟性、潤滑性を活かした分野

軸受け部品、摺動部品、鉄鋼の窒化防止

柔軟性、潤滑性を活かした建築用ドリルネジ

スズメッキの半田付け性、導電性・電気的特性を生かした分野

電子部品、半導体部品、機構部品へのメッキ

銅管端子、バスバー、接続端子、モジュール端子、ピン、ターミナル、接続端子、バスバー、コネクタ、ヒューズ、ブラケット、シールドシェル等

錫1kgはいくらか? 月次 錫金属建値推移

スズの金属建値は、金や銀と比較すると、安定していますが、3年前と比較すると2023年10月の5,100円/kgから 2026年5月には10,090円/kgと上昇しています。錫メッキの単価は、錫金属建値の変動を考量して、年1回 単価の見直しをしています。

 年・月 平均
2026年 5月 10,090円/kg
2026年 4月 9,270円/kg
2026年 3月 9,220円/kg
2026年 2月 9,010円/kg
2026年 1月 9,374円/kg
2025年 12月 8,030円/kg
2025年 11月 7,290円/kg
2025年 10月 7,014円/kg
2025年 9月 6,670円/kg
2025年 8月 6,560円/kg
2025年 7月 6,520円/kg
2025年 6月 6,210円/kg
2025年 5月 6,260円/kg

参考:月次 スズ金属建値 推移(特殊金属エクセル 参照)

錫メッキ加工(スズメッキ)の合金メッキ(装飾用・防食用・機能用)

装飾用のスズの合金メッキ

スズーコバルト合金メッキはスタネート浴、ピロリン酸浴、フッ化物浴があります。外観がニッケルクロムメッキに近いことから、代替ニッケルクロムとして使用されることもあります。その他には、スズーニッケル合金メッキ(ピロリン酸浴、フッ化物浴)、スズーニッケルー銅合金メッキ(ピロリン酸浴)、スズー銅ー亜鉛合金メッキ(シアン浴)などがあります。

防食用の錫の合金メッキ

スズー亜鉛合金メッキ(有機カルボン酸浴、シアン浴)があります。

機能用の錫の合金メッキ

  純スズメッキ スズービスマスメッキ  スズー銀メッキ スズー銅メッキ
使用用途 外装部品、コネクタ 外装部品、コネクタ ウエハバンプ コネクタ、基板
融点 232℃ 221℃(ビスマス2.0wt%) 221℃(銀3.5wt%) 227℃(銅0.7wt%)
ウイスカ 対策が必要 良好 良好 対策が必要

 

溶融スズめっき:高温度で溶融しているすず金属の中に製品を浸漬して、引き上げ、スズ金属の皮膜を形成させるめっきです。膜厚を薄くつけることが難しい。ウイスカーは出にくい皮膜で、膜厚が厚いので、耐食性に優れています。

 

錫メッキ加工(スズメッキ)のよくあるご質問・ご要望例

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この記事の解説者:錫メッキ加工(スズメッキ)メッキのまとめ            
錫メッキ(スズメッキ)の解説者 特級めっき技能士 児玉義弘
株式会社コダマ 専務取締役 児玉義弘 特級めっき技能士・毒物劇物取扱責任者・公害防止管理者(水質2種)

スズメッキは、コストと導電性と耐食性のバランスが良く、接続端子や車載関連の製品にも多く採用されています。錫の皮膜の特性としては、毒性が低く、はんだ付け性が優れている。展延性や潤滑性が高い、窒化防止として有効であるなど様々なユニークな特長をもったメッキです。

めっき職歴30年以上 父が創業のメッキ工場で小学生の時からラッキング作業・メッキ加工に関わる。大学卒業後は、電子部品のメッキ加工を得意とされる東京のメッキメーカーにて修行し、メッキ技術と経営ノウハウを学ぶ。

コダマ入社以来、現場、品質保証、新規営業を担当し、現在は新卒採用活動、新規事業の検討などに注力している。わくわく!コダマ新聞(ニュースレター)も配信中!

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