錫メッキ加工事例(スズメッキ)重なりやすい電気接点部品(銅合金素材)

銅合金製の電気接点部品(20×15×t1mm)に、下地銅メッキ1μmを施工した後、光沢スズメッキを膜厚3μm形成した加工事例です。今回の重要な技術ポイントは、L型形状の小型部品をバレルメッキで処理する際に発生しやすい、製品同士の重なり・密着と、乾燥工程でのシミ発生を抑えることです。

L型の薄板部品は、バレル処理中や処理後に製品同士が引っ掛かったり、重なったりしやすい形状です。特に水洗後の乾燥工程で製品同士が密着した状態になると、接触部分に水分が残り、乾燥ムラやシミの原因となることがあります。そこでコダマでは、遠心脱水機による乾燥工程において、製品の状態を確認しながら何度か「手返し」を行い、重なった製品をほぐして乾燥状態を整えることで、シミの発生防止に注力しています。

錫メッキ加工事例 電気部品

錫メッキ 膜厚3μm 電気接点部品 20mm×15mm×t1 銅合金素材  バレル処理

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素材 銅合金素材
錫メッキの種類・厚さ 銅下1μm /光沢錫メッキ3μm 
処理方法 バレルメッキ処理
お客様

電機メーカー

製品サイズ 20mm×15mm×t1
錫メッキ加工時の注意した点 ・ 技術のポイント

技術のポイント

・20×15×t1mmの小型・薄板L型部品に対応
・下地銅メッキ1μm+光沢スズメッキ3μmの皮膜仕様
・L型形状による製品同士の引っ掛かり・重なりを考慮
・遠心脱水機の乾燥工程で複数回の手返し作業を実施
・メッキ工程だけでなく、水洗・乾燥まで含めて外観品質を管理

L型部品では「メッキ後の乾燥工程」までが品質管理

スズメッキでは、要求された膜厚を形成できれば加工が完了するわけではありません。特に小型のL型部品を大量にバレル処理する場合、製品同士が重なったり密着したりすることで、水洗後の水分が部分的に残り、乾燥時のシミや外観不良につながることがあります。

本製品では、この形状特有の問題に対応するため、遠心脱水機による乾燥途中で製品を何度か手返しし、重なりや密着を解消しながら乾燥させています。

コダマでは、製品の材質や要求膜厚だけでなく、形状によって発生する重なり・引っ掛かり・乾燥ムラなども考慮し、バレルメッキから水洗・乾燥まで一連の工程で品質管理を行っています。錫メッキ加工の技術詳細ページへ

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