コダマの銅メッキ加工が選ばれる理由 銅メッキ加工で対応できること
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| 銅メッキの特長 | 対応サイズ | 銅メッキの技術力 | 銅メッキ対応素材 |
| 銅メッキ加工 工程 | 銅メッキQ&A | 銅メッキ関連記事 |
銅メッキの特長
銅メッキとは、熱伝導性、電気伝導性が金属では銀メッキについで良好です。展延性にも優れており、容易に研磨することが可能です。 ニッケルと比較してコストが安い利点もあります。プリント基板への銅メッキ、半導体パッケージ基板(配線メッキ、ビアホールメッキ、TSVメッキ)などのエレクトロニクス分野では幅広く活用されています。
その他の工業用途には、銅電鋳、印刷ロールなどへの厚付け銅メッキ、各種電気接点端子に利用されている金メッキ、ニッケルメッキなどの下地メッキとして多く利用されています。現在工業用途としては、硫酸銅メッキ浴、シアン化(青化銅)メッキ浴、ピロりん酸銅メッキ浴の3種類があります。
銅メッキ加工 メリット
シアン化銅メッキは鉄鋼や亜鉛ダイカスト素地のストライクメッキ浴として、不可欠な浴であり、光沢浴として用いられることも少なくありません。浸炭防止処理の用途として、シアン化銅を膜厚20μm程度の厚みを加工します。複雑形状の製品やピンホールなどの素材欠陥の内部までカバーするので、下地メッキとして好適です。バレルメッキ処理が可能です。

光沢浴の硫酸銅メッキは、光沢とレベリングが抜群に優れ組成が単純なので浴管理が容易な利点や低コストな点が挙げられます。効率がほぼ100%で、かつ高電流密度でメッキ可能で作業性が良いので、肉盛り、厚付けメッキに適しています。
ピロりん酸銅メッキは、均一電着性に優れ、pH8~9と中性に近いので、亜鉛ダイカスト上のメッキに使用されることが多い銅メッキです。
銅メッキ加工 デメリット
シアン化銅及びその化合物は、毒物であり、厳重に管理し、排水処理を確実に実施しなければいけません。硫酸銅メッキは、鉄や亜鉛ダイカストなどの卑金属素地上に直接メッキができません。硫酸銅メッキ浴に鉄を浸漬させると、化学置換反応が生じて、密着性の悪い銅置換膜が析出してしまいます。無光沢の硫酸銅メッキは、結晶粒のあらい外観となり、高電流密度部分は、樹枝状メッキになりやすく。無光沢浴は利用されることは例外です。
銅メッキ加工でよくある課題
銅メッキ加工は、電気伝導性や熱伝導性を高める目的だけでなく、ニッケルメッキ・金メッキ・銀メッキなどの下地メッキ、浸炭防止、厚付けによる寸法補正、研磨前提の肉盛りなどにも使用されます。特に鉄鋼部品への密着性を重視する場合は、青化銅メッキ・シアン化銅メッキが有効です。一方、厚付けやレベリング性を重視する場合は、硫酸銅メッキが適しています。
浸炭防止用の銅メッキ加工
浸炭防止を目的とした銅メッキでは、浸炭させたくない部分に銅メッキを施すことで、炭素の侵入を抑える役割があります。歯車、シャフト、機械部品など、部分的に硬化させたくない箇所がある製品に使用されます。コダマメッキでは、青化銅メッキによる20〜30μm程度の浸炭防止用銅メッキ加工に対応しています。
厚付け銅メッキ加工
硫酸銅メッキは厚付け加工に適しており、肉盛り、寸法補正、研磨前提の下地形成などに使用されます。銅メッキ皮膜は比較的柔らかく、切削や研磨などの二次加工がしやすいことも特長です。コダマでは、薄膜から600μm程度までの硫酸銅メッキ実績があります。
銅メッキライン 充実の設備で量産品を短納期対応

銅メッキ加工が可能な最大対応サイズ
シアン化銅メッキ 対応サイズ:縦400mm×横400mm×深さ600mm
硫酸銅メッキ 対応サイズ 対応サイズ:縦100mm×横200mm×深さ350mm

浸炭防止の青化銅メッキ(シアン化銅メッキ)20~30µm
シアン化銅メッキは複雑形状の製品やピンホールなどの素材欠陥の内部まで密着よくつき回るため、各種メッキの下地メッキとして大活躍しています。上層のニッケルメッキの耐食性 にも効果があります。 歯車など部分的に靭性を保持しておく必要がある部分の浸炭防止の銅メッキとしてもご利用いただいています。
環境負荷調査:銅メッキ皮膜をRoHS指令 4物質(カドミウム・鉛・水銀・六価クロム)を定期的にICP分析(含有量試験)しています。分析結果報告が必要なお客様にはご提出できます。
青化銅(シアン化銅)メッキと硫酸銅メッキ特性比較
| 銅メッキの種類 | 皮膜の特長 | 用途や利用分野 |
| シアン化銅メッキ(青化銅メッキ) ラック・バレル対応可能 |
鉄、アルミダイカストに直接めっき可能です。シアン化銅メッキの皮膜は密着が良く、緻密、均一電着性に優れています。 複雑形状の製品やピンホールなどの素材欠陥の内部までカバーするので、下地メッキとして好適です。 |
浸炭防止や下地メッキとして銅ストライクメッキ (ストライクメッキとは素地の不働態皮膜を除去、活性化しメッキの密着を良くするために行われる下地メッキのことです) |
| 硫酸銅メッキ ラック 対応可能 |
硫酸銅メッキ皮膜は柔らかく表面の切削や研磨などの二次加工が容易にできます。厚付けメッキに適しています。 通常、光沢剤によって鏡面光沢が得られますが、当社では、鏡面光沢仕様は対応していません。 |
厚付けのメッキ膜厚、電鋳や印刷ロールなど。プラスチック上への下地メッキ。スルーホールメッキなど。 |
シミを発生させないメッキ加工をしています乾燥工程でメッキ表面にシミが出来ない対策をしています。 ・乾燥機内の温度を高温にしない ・乾燥機内の定期的な清掃と点検 ・環境のよい場所で製品を保管 |
お客様の声をもとに、品質・納期・対応力を改善しています
株式会社コダマでは、品質・納期・対応力の向上を目的に、お客様満足度アンケート調査を実施し、その結果を13年連続で公表しています。 いただいたご意見を社内で共有し、金メッキ・銀メッキ・スズメッキをはじめとする各種表面処理の品質改善に活かしています。初めてのお客様にも安心してご相談いただけるよう、これからもお客様の声を大切にしたものづくりを続けてまいります。 Google口コミのお客様からの声もご覧いただけます。
銅メッキ対応素材
- 鉄鋼素材
- 銅・銅合金・真鍮等・エコブラス
代表的な銅及び銅合金 素地
メッキのしやすさ:〇は密着良好、△は前処理に留意すれば良好
| 銅の種類 | メッキのしやすさ |
| 無酸素銅(C1020) | 〇 |
| タフピッチ銅(C1100) | 〇 |
| ベリリウム銅(C1720) | △ |
| 黄銅(C2600) | 〇 |
| 快削黄銅(C3560) | △ |
| りん青銅(C5210) | 〇 |
(当社でも上記材質のメッキ加工は豊富にあります。)
銅メッキ加工工程

| 1 中性脱脂 | 脱脂工程は、製品についている油を取るために行います。 |
| 2 超音波洗浄 | 超音波によって、液体に生じた真空の気泡が破裂する際の衝撃波を利用した洗浄方法です。 |
| 3 電解脱脂 | 電解脱脂工程は、浸漬脱脂で取り除くことのできない、微細な凹凸面に付着したバフカスや焼き入れのスケールを、多量のガスの圧力で取り除くために行います。 |
| 4 活性化 | 酸活性工程は、メッキ前に素材を活性化させ、メッキを付きやすくするために行います。鉄系・硫黄快削鋼・銅合金など素材にマッチした活性化を行います。 |
| 5 銅ストライク(シアン化銅メッキ) | 下地の素材と上層のニッケルメッキとの間で接着剤のような役割を果たしてくれます。 |
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6 銅メッキ(シアン化銅メッキ、硫酸銅メッキ) |
銅メッ加工は、浸炭防止目的、 |
| 7 変色防止処理 | 銅メッキ仕上がりの製品は変色しやすく、変色防止処理をすると、表面が変色しにくくなります。 |
| 8 乾燥工程 | エアー乾燥、乾燥炉などを所定の時間行い、製品に付着した水分を飛ばします。(各工程間は水洗いが入ります ) |
発注する際の注意点
お問合せの前にお客様にご確認いただきたいポイントをご案内します。
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コダマメッキ加工依頼お取引の流れ

銅メッキ加工の技術者が語る、品質安定のポイント
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銅メッキラインのリーダーを務める小中は、全国めっき技術コンクール 装飾クロムめっき部門にて、厚生労働大臣賞を受賞した熟練めっき技能者です。
シアン化銅メッキ加工の技術のポイントはどこですか?シアン化銅メッキは、鉄・亜鉛ダイカスト・真鍮などへの密着性に優れ、下地メッキとして重要な役割を持ちます。技術のポイントは、前処理で油分や酸化膜を確実に除去し、素材表面を均一に活性化させることです。また、遊離シアン濃度・銅濃度・pH・温度の管理が品質を左右します。電流密度が高すぎると焦げやザラつき、低すぎると付き回り不足が起こるため、素材形状に合わせた電流管理と治具設計が重要です。
硫酸銅メッキ加工の技術のポイントはどこですか?硫酸銅メッキは、厚付け性や平滑性に優れ、装飾メッキや機能メッキの中間層として多く使われます。技術のポイントは、浴中の硫酸銅・硫酸・塩素イオン・添加剤のバランス管理です。特に光沢剤やレベラーの過不足は、光沢ムラ・ピット・ザラつきの原因になります。また、電流分布の影響を受けやすいため、膜厚を安定させるには補助陽極や遮へい板の活用が有効です。液のろ過、撹拌、温度管理も品質安定に欠かせません。 |
銅メッキ解決Q&A
Q1. 銅メッキ加工は何に使われますか?
銅メッキ加工は、下地メッキ、電気伝導性の向上、熱伝導性の向上、浸炭防止、厚付け、肉盛り、寸法補正などに使用されます。ニッケルメッキ、金メッキ、銀メッキなどの下地としても多く使われます。
Q2. 青化銅メッキと硫酸銅メッキの違いは何ですか?
青化銅メッキは密着性や均一電着性に優れ、鉄鋼素材への下地メッキや浸炭防止に向いています。硫酸銅メッキはレベリング性や厚付け性に優れ、肉盛りや研磨前提の加工に向いています。
Q3. 鉄に銅メッキできますか?
可能です。ただし、鉄に硫酸銅メッキを直接行うと密着不良が起きやすいため、青化銅メッキを行います。
Q4. 浸炭防止用の銅メッキは何μm必要ですか?
目的や製品形状によりますが、コダマでは青化銅メッキ20〜30μm程度の浸炭防止用銅メッキ加工実績があります。
Q5. 厚付け銅メッキはできますか?
可能です。硫酸銅メッキにより、薄膜から厚付けまで対応できます。コダマメッキでは600μm程度の厚付け実績があります。
Q6. 部分的に銅メッキできますか?
可能です。マスキングや治具を使用して、必要な箇所だけに銅メッキを行う部分メッキ加工に対応しています。
Q7. 銅メッキは変色しますか?
銅は変色しやすい金属です。必要に応じて変色防止処理を行うことで、変色を抑えることができます。
Q8. 銅メッキの納期はどのくらいですか?
製品形状、数量、膜厚、前処理、検査内容によって変わりますが、コダマではお急ぎの銅メッキ加工依頼に最短3日から対応しています。
銅メッキ(硫酸銅・青化銅)関連記事
銅メッキのjis記号での表し方と呼び方
[メッキ法の種類]-[素地の種類]/[下地メッキの種類 膜厚], [上層のメッキの種類 膜厚]
| 例1、 Ep-Fe/Cu20 |
| 電気メッキー素地の種類(鉄素地)/ 銅メッキ20μm以上 |
| 例2、 Ep-Al /ELp-Ni 3, Cu 5b |
| 最終めっきが電気めっき、素地の種類(アルミ素地)/ 下地メッキの無電解ニッケルメッキ3μ以上、上層の光沢銅メッキ 膜厚5μm以上 |
| 例3、 Ep-Fe/Ni 1m, Cu15m |
| 電気めっきー素地の種類(SUS素地)/下地メッキのニッケル1μm、上層の無光沢銅メッキ 膜厚15μm以上 |
銅の電気伝導率と熱伝導率 他の金属との比較
| 貴金属の種類 | 電気伝導率(μΩ・cm) | 熱伝導率(W/m・K) |
| 銀 | 1.59 | 428 |
| 銅 | 1.68 | 403 |
| 金 | 2.44 | 319 |
| ロジウム | 4.7 | 149 |
| 白金 | 10.6 | 72 |
| パラジウム | 11.1 | 75 |

銅メッキページの解説者:銅メッキのまとめ
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銅メッキとは、熱伝導性、電気伝導性が金属では銀についで良好です。展延性にも優れており、容易に研磨することが可能です。 ニッケルと比較してコストが安い利点もあります。プリント基板への銅メッキ、半導体パッケージ基板(配線メッキ、ビアホールメッキ、TSVメッキ)などのエレクトロニクス分野では幅広く活用されています。
めっき職歴30年以上 父が創業のメッキ加工工場で小学生の時からメッキ加工に関わる。夏休みにラッキング作業のお手伝いなど。大学卒業後は、電子部品のメッキ加工を得意とされる東京の大手メッキメーカーにて修行し、電子部品の金メッキ、銀メッキ、スズメッキ、ニッケルメッキ、銅メッキ技術や経営ノウハウを学ぶ。 コダマ入社以来、現場、品質保証、新規営業を担当し、現在は新卒採用活動、新規事業の検討、戦略の立案などに注力している。わくわく!コダマ新聞(ニュースレター)も配信中! |







