銅製ヒューズ(L22×φ5)に、下地銅メッキ1μmを施工した後、光沢スズメッキを膜厚5μm形成したバレルメッキ加工事例です。今回の重要な技術ポイントは、製品1個あたりの重量が軽いため、バレルメッキ時の投入量を適正に管理することです。
バレルメッキでは、多数の製品をバレル内で転動させながら、製品同士の接触や給電部との接触によって通電し、メッキ皮膜を形成します。そのため、製品が小さく単重が軽い場合、バレルへの投入量が少なすぎると安定した接触状態を確保しにくくなり、接点不良などメッキ品質のばらつきにつながる場合があります。本製品では、安定したスズメッキ品質を確保するため、一定以上のバレル投入量を確保することを加工条件の一つとして管理しています。

錫メッキ 膜厚5μm L22×5φヒューズ 銅素材 バレル処理
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| 素材 | 銅素材 |
| 錫メッキの種類・厚さ | 銅下1μm /光沢錫メッキ5μm |
| 処理方法 | バレルメッキ処理 |
| お客様 |
電機メーカー |
| 製品サイズ | L22×5φ |
| 錫メッキ加工時の注意した点 ・ 技術のポイント |
技術のポイント・銅製L22×φ5ヒューズへの光沢スズメッキ加工 小型・軽量部品では「何個入れるか」もメッキ条件バレルメッキの品質は、メッキ液や電流値、処理時間だけで決まるものではありません。特にL22×φ5のヒューズのような小型・軽量部品では、バレルの中へどれだけの量を投入するかによって、製品同士の接触状態や通電状態が変化します。 投入量が少なすぎると、安定した通電が得られず、接点不良などの品質問題につながる可能性があります。そのためコダマでは、本製品について一定の投入量を確保するようお客様にもご協力いただき、適正なロット量を加工条件の一つとして管理しています。 つまり、バレルメッキでは、「どんな液でメッキするか」だけでなく、「どんな製品を、どれだけ入れて処理するか」までが品質管理です。コダマでは、製品サイズ・重量・形状・処理数量などを確認し、小型ヒューズ、端子、接点部品などに適したバレルメッキ条件を設定して、安定した光沢スズメッキ加工を行っています。 錫メッキ加工の技術詳細ページへ |
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