銅製L型ブスバー(L100×W60×H100)に、下地銅メッキ1μmを施工した後、光沢スズメッキを膜厚8μm形成したラックメッキ加工事例です。今回の重要な技術ポイントは、L型に曲げられたブスバーの内面側まで光沢スズメッキをつき回らせ、外側と内側の仕上がり差を抑えることです。ブスバーのようなL型形状では、外側や端部には電流が流れやすい一方、折れ曲がった内面側は電流が回り込みにくく、スズメッキの析出量が不足する場合があります。
特に光沢スズメッキでは、内面側へのつき回りが不足すると、外側との光沢差や外観ムラが生じ、部分的に白っぽく見えることがあります。そこでコダマでは、製品形状と電流の流れを考慮し、L型の折れ曲がり内面にも電流が届きやすくなるよう、治具への取り付け位置・向きなどラッキング方法を工夫して加工しています。

錫メッキ 膜厚8μm・ラック処理・ブスバーL型(銅素材)
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| 素材 | 銅素材 |
| 錫メッキの種類・厚さ | 銅下1μm /光沢錫メッキ8μm |
| 処理方法 | ラックメッキ処理 |
| お客様 |
機械加工メーカー |
| 製品サイズ | L100×W60×H100 |
| 錫メッキ加工時の注意した点 ・ 技術のポイント |
技術のポイント・L100×W60×H100の立体的なL型形状に対応 L型ブスバーでは「曲げ部内側への電流の回り込み」が重要電気メッキでは、製品全体へ同じように電流が流れるわけではなく、形状によって電流密度に差が生じます。L型ブスバーの場合、外側や端部に電流が集中しやすい一方、折れ曲がった内側は電流が届きにくくなるため、スズメッキの膜厚や光沢に差が生じやすくなります。 この状態で単純に電流を上げると、外側にスズが過剰析出する一方で、内面側のつき回りが十分に改善しない場合があります。 そのため本製品では、電流値だけで調整するのではなく、ブスバーをどの位置・向きで治具へ取り付けるかを工夫し、内面側へ電流を回り込ませることを重視しています。 コダマでは、ストレート形状だけでなく、L型、曲げ加工品、立体形状の銅ブスバーについても、形状による電流分布やつき回りを考慮した光沢スズメッキ加工に対応しています。錫メッキ加工の技術詳細ページへ |

