本製品は、純チタン材(100×100×t3mm)に、下地ニッケルメッキ5μmを施工した後、純金メッキを膜厚3μm形成した加工事例です。チタン、インコネル、モリブデンなどの特殊金属は、一般的な鉄・銅・真鍮などと比較して、金メッキを安定して密着させるための前処理が重要になります。
特にチタンは、表面に強固な酸化皮膜が形成されやすいため、そのままではメッキ皮膜の密着性を確保することが困難です。そこでコダマでは、素材に適した前処理工程を設定し、エッチングによって表面を活性化した後、下地ニッケルメッキ+金メッキを形成しています。

純金メッキ加工 チタン素材
チタン素材に金メッキ加工をご検討されていますか? お問い合わせ・相談してみる
| 素材 | 純チタン |
| 金メッキの種類・厚さ | 純金3μm(下地ニッケル5μm) |
| 処理方法 | ラックメッキ処理 |
| お客様 | 国立大学様 |
| 製品サイズ | 縦100mm×横100mm×高さ3mm |
| 金メッキ加工時の注意した点 ・ 技術のポイント |
技術のポイント・純チタンへの純金メッキ加工実績 特殊金属への金メッキは「前処理」が重要チタンやインコネル、モリブデンへの金メッキでは、最終工程の金メッキだけでなく、素材表面をどのような状態にしてからメッキするかが品質を大きく左右します。 特にチタンのように表面へ安定した酸化皮膜を形成する素材では、適切な前処理を行わなければ、メッキ皮膜の密着不良につながる可能性があります。 コダマでは、密着性を確保するため、前処理工程でエッチングを行い、素材表面を活性化してから下地ニッケル・金メッキへと処理を進めます。一方、エッチングは素材表面を微細に溶解させる処理のため、処理量に応じて素材寸法が減少します。 そのため、寸法精度が厳しい精密部品では「メッキを密着させるために必要なエッチング量」と「完成品に要求される寸法公差」の両方を考慮する必要があります。 仕上がり寸法公差が厳しい製品については、事前に前処理テストを行い、エッチングによる寸法変化を確認したうえで加工条件を検討します。 コダマでは、純チタン、64チタン(Ti-6Al-4V)、インコネル、モリブデンなど、一般的な素材とは異なる前処理条件が必要となる特殊金属への金メッキ加工にも対応しています。「他社で密着性が問題になった」「特殊材への金メッキ方法が分からない」「エッチングによる寸法変化が心配」といった案件についてもご相談ください。 |
