SUS304製M20ナットに、ねじ部へ銀メッキ3μm、ねじ部以外へ純金メッキ1μmを施工した、異種金属による部分メッキ加工事例です。今回の大きな技術ポイントは、単純に一部分だけをメッキするのではなく、1つのナットの中で、ねじ部とそれ以外の部分に異なる種類のメッキを形成していることです。
まず製品全体に銀メッキを施工した後、銀メッキを残したいねじ部だけをマスキング。その状態でねじ部以外へ純金メッキを施工することで、ねじ部:銀メッキ3μm、ねじ部以外:純金メッキ1μmという2種類の表面処理を1つの製品上に作り分けています。

部分メッキ加工 銀メッキ下地の金メッキ (全体 銀メッキ加工 / マスキング / 部分 金メッキ加工)
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| 素材 | ステンレス SUS304 |
| 金メッキの種類・厚さ | ネジ部のみ 銀メッキ加工 膜厚3μmを施しています。 ネジ部以外は純金メッキ1μmを施しています。 |
| 処理方法 | ラックメッキ処理 |
| お客様 | ー |
| 製品サイズ | M20 ナット |
| 銀・金メッキ加工時の注意した点 ・ 部分メッキの技術のポイント |
技術のポイント・SUS304製M20ナットへの銀+純金の複合部分メッキ 「銀を付けてから、必要部分だけ銀を残す」部分メッキ技術本製品では、ねじ部だけへ銀メッキを直接施工するのではなく、最初に製品全体へ銀メッキを形成しています。その後、ねじ部をマスキングして銀皮膜を保護し、ねじ部以外へ純金メッキを施工することで、最終的に「ねじ部は銀」「それ以外は純金」という異なる表面機能を1つの製品上に形成しています。 このような複合部分メッキでは、単にマスキング精度だけでなく、どのメッキを先に施工するか、どの部分を残すか、次工程までをどれだけ速やかに進めるかという工程設計も品質を左右します。 特に銀メッキは表面状態が変化しやすいため、本製品では銀メッキ後、できるだけ速やかにねじ部をマスキングし、続く純金メッキ工程へ移行しています。 ボルト・ナット・ねじ部品などで、「ねじ部だけ銀メッキを残したい」「ねじ部以外を金メッキにしたい」「部位ごとに異なる機能メッキを指定したい」といったご要望についてもご相談ください。 部分メッキのお問合せはこちら |

