止まり穴を有する機械部品に、膜厚10μmの無電解ニッケルメッキを施工した加工事例です。今回の重要な技術ポイントは、止まり穴内部に残留する処理液・水洗水を、次工程へできるだけ持ち込ませないことです。止まり穴は貫通穴と異なり、穴の奥に液体が残りやすい形状です。
前処理液やメッキ液が止まり穴内部に残ったまま次工程へ移動すると、残留液が次の処理槽や水洗槽へ持ち込まれ、液の汚染や仕上がり不良につながる可能性があります。そこでコダマでは、止まり穴に対してシャワー水洗を行い、穴内部に残った処理液を十分に置換・排出することで、次工程への液の持ち込みを低減しています。
コダマのメッキ加工の品質管理・品質保証 世界基準の認証 × 現場力

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| 素材 |
鉄素材 |
| 無電解ニッケルメッキの種類・厚さ | 無電解ニッケルメッキ 10μm |
| 処理方法 | ラックメッキ処理 |
| お客様 | ー |
| 製品サイズ | ー |
| 無電解ニッケルメッキ加工時の注意した点・技術のポイント |
技術のポイント・止まり穴を持つ機械加工部品への無電解ニッケルメッキ 止まり穴では「メッキする技術」だけでなく「液を抜く技術」も重要無電解ニッケルメッキは、電流分布の影響を受けにくく、複雑形状の部品でも比較的均一な膜厚を得やすい表面処理です。しかし、製品形状が複雑になるほど、メッキ後や前処理後の水洗工程にも注意が必要になります。 特に止まり穴では、穴の奥に処理液が残りやすいため、単純に製品全体を水洗するだけでは内部の液が十分に置き換わらない場合があります。そのため本製品では、止まり穴に対して直接シャワー水洗を行い、内部に残留した液を排出することで、次工程への持ち込みを抑えています。 つまり、止まり穴を持つ部品への無電解ニッケルメッキでは、「穴の奥までメッキすること」だけでなく、「各工程で穴の奥に残った液を確実に入れ替えること」までが品質管理です。 コダマでは、製品の材質・形状・要求膜厚だけでなく、止まり穴・凹部・複雑形状などの水洗性まで考慮し、前処理から無電解ニッケルメッキ、水洗、乾燥まで一連の工程で品質を管理しています。無電解ニッケルメッキ加工の詳細ページへ |

