軸・シャフト形状の切削加工部品では、段差部や首下部分に電流が回り込みにくく、外周部に比べて硬質クロムメッキが薄くなる「つき回り不良」が発生しやすくなります。本製品は、φ25×L60の鉄製切削加工部品に、下地研磨後、膜厚10μmの硬質クロムメッキを施工した事例です。
硬質クロムメッキは、製品形状によって電流密度に差が生じます。特に軸部の首下や段差の内側は電流が届きにくい一方、外周部や端部には電流が集中しやすく、同じ条件で加工しても部位によってメッキの析出量に差が生じます。そこで本製品では、首下部分まで硬質クロムメッキを安定して析出させるため、製品形状と電流の流れを考慮してラッキング方法を工夫しました。

硬質クロム加工事例 (フッ化物浴)膜厚10μm (下地研磨あり) 軸 製品
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| 素材 |
鉄 |
| メッキの種類 |
硬質クロムメッキ 膜厚10μm(下地 研磨加工あり) |
| 処理方法 | ラックメッキ処理 |
| お客様 | 切削加工メーカー様 |
| サイズ |
25φ×L60 |
| 硬質クロムメッキ加工時の注意した点 ・ 技術のポイント |
技術のポイント・軸部の首下・段差部へのメッキのつき回りを考慮 硬質クロムメッキでは、特に軸物・シャフト・段付き部品では、首下や段差部のつき回りと、端部への過剰析出を考慮した治具・ラッキング設計が仕上がりを左右します。 コダマでは、製品形状に応じてラッキング方法やメッキ条件を検討し、軸物・切削加工部品などへの硬質クロムメッキ加工に対応しています。 硬質クロムメッキの技術紹介はこちら |

