硬質金・純金メッキの選び方

硬質金・純金メッキの選び方

金メッキには、大きく分けて「純金メッキ」と「硬質金メッキ」があり、同じ金メッキでも求める性能によって使い分けることが重要です。

基本的な選定の考え方は、ワイヤーボンディングやはんだ付けなどの接合性、高純度の金皮膜を重視する場合は純金メッキ、コネクタや接点など抜き差し・摺動による摩耗が発生する用途では硬質金メッキです。実際の仕様は素材、使用環境、下地、要求膜厚を確認して決定します。

純金メッキ加工事例 リードフレーム

純金メッキ加工

硬質金メッキ加工

硬質金メッキ加工

純金メッキと硬質金メッキは「用途+膜厚+下地」で選定

金メッキの性能は、純金か硬質金かという種類だけでなく、金メッキの膜厚や下地メッキとの組み合わせによっても変わります。例えば、接点用途では耐摩耗性を考慮して硬質金メッキを採用し、接合用途では純金メッキを採用するなど、最終的に製品がどのように使用されるかを確認することが重要です。

また、SUS(ステンレス)、銅・銅合金、鉄、チタンなど、母材によって前処理や下地メッキの考え方も異なります。

株式会社コダマでは、純金メッキ・硬質金メッキのほか、部分金メッキ、厚付け金メッキ、SUSへのダイレクト金メッキ、チタンへの金メッキなどにも対応しています。「純金と硬質金のどちらを指定すればよいかわからない」「必要な金メッキ膜厚がわからない」という場合も、製品図面、素材、用途、使用環境、必要性能などを確認し、加工仕様を検討します。

 

用途・目的別|純金メッキ・硬質金メッキの選定目安

用途・目的 推奨される金メッキ 理由
ワイヤーボンディング 純金メッキ 接合性が良い
金スズはんだ付け 純金メッキ はんだ濡れ性が良い
コネクタ・スイッチ接点 硬質金メッキ 耐摩耗性・接触抵抗の安定
抜き差し・摺動がある部品 硬質金メッキ 耐摩耗性・接触抵抗の安定
接触抵抗を安定させたい 硬質金メッキまたは純金メッキ  
金コストを抑えたい 部分金メッキ 必要箇所だけ金を使える
SUSへのダイレクト金 硬質金メッキまたは純金メッキ 下地なし・直付け対応可
純チタン・チタン合金 純金メッキ  下地ニッケル

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