無光沢銀メッキ加工|SUS304端子・膜厚4μmのバレルメッキ加工事例 

無光沢銀メッキは、優れた電気伝導性・熱伝導性・潤滑性を持つ機能性メッキです。銀本来の特性を生かした高純度の皮膜を形成でき、電気接点、端子、ブスバー、配電盤部品、ボルト・ナットのかじり防止など、幅広い産業分野で採用されています。大阪のメッキ加工専門メーカー 株式会社コダマでは、無光沢銀メッキ加工を試作・小ロットから量産まで承っています。電気伝導性と熱伝導度の優れた銀メッキ(硬質銀・光沢銀・無光沢銀)の総合ページはこちら

無光沢銀メッキ加工事例 SUS製品

無光沢銀メッキ加工 膜厚4μm SUS端子・バレルメッキ処理 

無光沢銀メッキの加工仕様

項目 加工内容
メッキの種類 無光沢銀メッキ(要仕様確認)
素材 SUS304(ステンレス)
メッキ膜厚 4μm
加工方法 バレルメッキ処理
製品 SUS製端子
製品サイズ 縦10mm × 横20mm × 高さ10mm
お客様 金属加工メーカー

本事例では、SUS304製の小型端子に銀メッキ加工を行っています。バレルメッキは、多数の小型部品をまとめて処理できる加工方法です。端子や金属小物などの量産処理に適しています。ただし、部品同士の接触や形状によって膜厚のばらつき、打痕などが生じる場合があるため、製品の形状や要求品質に適した処理方法の選定が重要です。

無光沢銀メッキとは? 特徴とメリット

無光沢銀メッキとは、光沢を抑えた銀皮膜を形成する表面処理技術です。外観を美しく仕上げることよりも、銀本来の電気的・熱的特性や柔軟性などを生かす用途に適しています。

1. 優れた電気伝導性

銀は金属の中でも電気伝導性に優れた材料です。無光沢銀メッキは、電気接点や端子、ブスバーなど、低い接触抵抗が求められる電気部品に使用されます。特に接点部分の導通性能が重要な製品に適した表面処理です。

2. 高い熱伝導性

銀は熱伝導性にも優れており、通電によって発熱する電気機器の接続部品などにも使用されています。ただし、実際の放熱性能はメッキ膜厚、母材、接触状態などの条件によって異なります。

3. かじり・焼付き防止

無光沢銀メッキは、銀皮膜の柔軟性や潤滑性を利用して、ステンレス製のボルト・ナットなどのかじり・焼付きを抑制する目的でも採用されています。SUS部品の締結時に発生するかじり対策として、無光沢銀メッキは有効な選択肢の一つです。

4. 厚付けメッキにも適している

無光沢銀メッキは、用途に応じた厚付けにも適したメッキです。必要な膜厚は、電気的性能、摩耗条件、母材、使用環境などを考慮して設定します。

無光沢銀メッキと光沢銀メッキの違い

銀メッキには無光沢銀メッキと光沢銀メッキがあり、求められる性能によって使い分けます。

比較項目 無光沢銀メッキ 光沢銀メッキ
外観 光沢を抑えた銀色 光沢のある銀色
主な目的 導電性・柔軟性・低接触抵抗 外観・硬さ・機能性
皮膜の傾向 比較的柔らかい 添加剤などにより硬くできる
主な用途 電気接点・ブスバー・かじり防止 電気部品・装飾部品など

※実際の性能はメッキ浴の組成や処理条件によって異なります。電気伝導性や低接触抵抗を重視する場合は無光沢銀メッキ、外観や硬さなどを重視する場合は光沢銀メッキが候補となります。

SUS304への無光沢銀メッキ加工について

SUS304は耐食性に優れたステンレス鋼ですが、表面に不動態皮膜を形成するため、銀メッキを密着させるには適切な前処理が重要です。母材の表面状態や部品形状に応じて、前処理や必要な下地処理を選定する必要があります。また、量産を想定した部品では、必要なメッキ膜厚だけでなく、接点部分の品質、部品の変形、外観なども考慮することが重要です。

無光沢銀メッキの主な用途

無光沢銀メッキは、次のような部品に使用されています。

  • 電気接点・コネクタ端子

  • ブスバー・導体板

  • 配電盤・変圧器端子

  • ステンレス製ボルト・ナット

  • かじり防止が必要な機械部品

  • 導電性が求められる各種金属部品

無光沢銀メッキのよくある質問

Q. 無光沢銀メッキと光沢銀メッキは何が違いますか?

無光沢銀メッキは銀本来の導電性や柔軟性を重視した処理で、光沢銀メッキは添加剤などによって光沢や硬さを調整した処理です。要求される性能によって適切な種類を選定します。

Q. ステンレスにも無光沢銀メッキはできますか?

はい。SUS304などのステンレスにも銀メッキ加工は可能です。ただし、密着性を確保するための前処理や下地処理の選定が重要です。

Q. 無光沢銀メッキは変色しますか?

銀は空気中の硫黄成分などと反応し、表面が変色することがあります。使用環境や要求性能によっては、変色防止処理や適切な保管方法の検討が必要です。

Q. 無光沢銀メッキは小ロットでも依頼できますか?

株式会社コダマでは、試作・小ロットから量産までのメッキ加工をご相談いただけます。素材、形状、数量、要求膜厚などをお知らせください。

無光沢銀メッキ加工のご相談・お見積り

無光沢銀メッキの加工依頼先をお探しなら、大阪の株式会社コダマへご相談ください。SUS304などのステンレス製品をはじめ、各種金属部品への銀メッキ加工に対応しています。

膜厚、素材、部品形状、数量、納期などを確認し、用途に適した加工方法をご相談いただけます。無光沢銀メッキの試作・小ロット・量産加工は株式会社コダマまでお気軽にお問い合わせください。

同じような銀メッキ加工をご検討されていますか? この銀メッキについて相談してみる

銀メッキ加工のQ&Aはこちらをご覧ください

銀メッキのご相談・お問合せはこちら

銀メッキ関連動画  銀メッキ加工、これってどんな作業してますか?

コダマのTEL06-6752-0001・FAX06-6752-0002

ページトップに戻る