潤滑性・離型性・かじり防止に優れたPTFE複合めっき
無電解ニッケルテフロンメッキは、無電解ニッケルメッキの皮膜中にPTFE、いわゆるテフロン微粒子を取り込んだ複合メッキです。通常の無電解ニッケルメッキが持つ耐食性や膜厚均一性に加え、PTFEによる潤滑性・非粘着性・離型性・撥水性を付与できます。かじり防止、焼き付き防止、摩擦低減、型離れ改善を目的とした部品に適した表面処理です。
油圧機器部品、電気回路部品、シュート部品、車両のカップリング部品、プリンターのローラー、ローター、真空ポンプ部品など、さまざまな分野で採用されています。無電解ニッケルテフロンの加工事例が拡大しています。 滑り性・非粘着性が求められる部品はぜひご相談ください。
コダマの無電解ニッケルテフロンメッキが選ばれる理由
・PTFE含有率20〜25Vol%の中テフロン含有タイプに対応
・通常の無電解ニッケルより低い動摩擦係数0.1程度を実現
・鉄・銅・アルミ・ステンレス・インコネルに対応
・最大400mm×400mm×600mmまで処理可能
・小物部品は月10万個以上の量産対応が可能
・ベーキング処理により、潤滑性・撥水性・撥油性をさらに向上
・食品衛生法、食品・添加物等の規格基準に適合
・PFOS/PFOA非含有証明書の提出にも対応
・品質ISO9001・環境14001認証取得工場で加工
無電解ニッケルテフロンメッキ加工 費用/見積 最短1日納期

樹脂成型金型トッププレート 無電解ニッケルテフロンメッキ 加工事例 離型性が向上

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無電解ニッケルテフロンメッキの特長
無電解ニッケルテフロンのメリット
無電解ニッケルテフロンメッキとは、かじり防止・焼き付け防止・非粘着性・型離れ性の向上・動摩擦係数は0.1と低く潤滑性に優れるなど多くのユニークな特長をもった皮膜です。当社では、メッキ加工する膜厚は、3~20μm程度の範囲で加工することが多いです。
コダマの無電解ニッケルテフロンのPTFE含有率 20~25/Vol%になります。(中テフロン含有タイプ)フッ素コーティングより硬度が高く、導電性があります。メッキ後にベーキング処理・熱処理340℃/2時間を行うと、メッキ表面のPTFE粒子が溶けることで一層、すべり、撥水性、撥油性が高まります。潤滑性は通常の無電解ニッケル(動摩擦係数は0.4程度)と比較すると無電解ニッケルテフロン(動摩擦係数は0.1)と低く潤滑性に優れた効果が得られます。外観の色調はグレイ色になります。食品衛生法・食品添加物の規格基準に適合しています。
無電解ニッケルテフロンメッキは、次のような課題に適しています。
・金属同士のかじりを防ぎたい
・摺動部品の摩擦を下げたい
・樹脂成型金型の離型性を上げたい
・部品表面への汚れや樹脂の付着を抑えたい
・食品機械部品に非粘着性を持たせたい
・テフロンコーティングより硬度のある皮膜にしたい
・導電性を残しながら滑り性を付与したい
・複雑形状の部品に均一な皮膜をつけたい
無電解ニッケルテフロンのデメリット
無電解ニッケルテフロンメッキのデメリットは、品質管理が難しい点があります。PTFEの分散性が悪いと、メッキ液の劣化や皮膜の不均一性を招きます。無電解ニッケルと比較すると無電解ニッケルテフロンメッキ液の方が管理が難しく、コストが高いことが挙げられます。
無電解ニッケルテフロンメッキとテフロンコーティングの違い
無電解ニッケルテフロンメッキは、ニッケルリン皮膜の中にPTFE粒子を分散させた金属系の複合皮膜です。一方、テフロンコーティングはフッ素樹脂を表面に塗布・焼成するコーティング処理です。
無電解ニッケルテフロンメッキは、金属皮膜をベースとしているため、テフロンコーティングと比較して硬度が高く、導電性があり、複雑形状にも比較的均一な膜厚で処理しやすい点が特長です。摺動部品、金型、機械部品など、潤滑性と寸法精度の両方が求められる部品に適しています。
無電解ニッケルテフロン技術力
金型の離型性がアップ!
独自技術:表面粗さRaの管理技術
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表面Ra管理はコダマの独自技術です。蓄積されたノウハウ・データにより、無電解ニッケルテフロンメッキは、金型への表面粗さRa管理が可能です。 |
充実の設備と一級めっき技能士により、小物製品
の量産メッキ加工の対応可能!
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無電解ニッケルテフロンメッキは、バレルメッキ処理も可能です。 ボールベアリングや小ねじなどの摺動部品の摩擦係数を低減させるために使用されます。 |
無電解ニッケルテフロンメッキ(ベーキング処理あり) 加工事例 製品の形状、大きさを見て、バレル処理・ラック処理どちらが適切か判断しています。 かじり防止・焼き付け防止・食品加工機器や医療機器などの非粘着性や耐薬品性を高めるために使用されます。 |
メッキ後のベーキング処理もご対応可能

無電解ニッケルテフロンメッキ加工の後に熱処理(ベーキング処理)を追加するとより潤滑性が増します。標準工程はベーキングなしになります。
食品衛生法・食品、添加物の規格基準に適合
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PFOSやPFOAに代表されるPFAS、およびその塩類を含有するフッ素系界面活性剤は使用していません。環境負荷の少ないメッキ皮膜です。非含有証明書もご提出可能です。
無電解ニッケルテフロン シミを発生させないメッキ加工をしています乾燥工程でメッキ表面にシミが出来ない対策をしています。 ・乾燥機内の温度を高温にしない ・乾燥機内の定期的な清掃と点検 ・環境のよい場所で製品を保管 |
無電解ニッケルテフロンめっき加工 最大対応サイズ
サイズ:縦400mm ×横400mm× 深さ600mm

無電解ニッケルテフロンめっき 対応素材
- 鉄鋼素材
- 銅・銅合金・真鍮等・エコブラス
- アルミ素材 (アルミの種類の情報が必要です。Al5052など。鋳物は要相談)
- ステンレス・インコネル (SUSの種類の情報が必要です。SUS304やSUS316など)
無電解ニッケルテフロンメッキ 加工工程
基本工程(素材:鉄素材)アルカリ脱脂→超音波洗浄→電解脱脂→酸活性→下地 無電解ニッケル→無電解ニッケルテフロンメッキ→乾燥工程 → (ベーキング処理)
| 1 アルカリ脱脂 | 脱脂工程は、製品についている油を取るために行います。 |
| 2 超音波洗浄 | 超音波によって、液体に生じた真空の気泡が破裂する際の衝撃波を利用した洗浄方法 |
| 3 電解脱脂 | 電解脱脂工程は、浸漬脱脂で取り除くことのできない、微細な凹凸面に付着したバフカスや焼き入れのスケールを、多量のガスの圧力で取り除くために行います。 |
| 4 酸活性 | 酸活性工程は、メッキ前に素材を活性化させ、メッキを付きやすくするために行います。鉄系・硫黄快削鋼・銅合金など素材にマッチした活性化を行います。 |
| 5 下地 無電解ニッケル | 下地メッキとして 無電解ニッケルメッキを施し、耐食性の向上を図ります。 |
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6 無電解ニッケルテフロンメッキ |
潤滑性に優れ、摩擦係数が低い無電解ニッケルテフロンメッキ皮膜です。 |
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7 乾燥工程 |
エアー乾燥、乾燥炉などを所定の時間行い、製品に付着した水分を飛ばします。(各工程間は水洗いが入ります ) |
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8 ベーキング処理 お客様のご希望の場合 実施 |
メッキ加工後のべーキング処理を実施することで、表面のPTFEが溶けることで、滑り性、潤滑性、離型性がより高まります。 |
無電解ニッケルテフロンメッキの加工事例
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樹脂成型金型 無電解ニッケルテフロンメッキ 加工事例 離型性が向上 |
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機械部品 無電解ニッケルテフロンメッキ 膜厚8μm 加工事例 |
機械部品 無電解ニッケルテフロンメッキ 膜厚8μm 加工事例 |
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機械部品 無電解ニッケルテフロンメッキ 膜厚8μm 加工事例 |
スペーサー部品 無電解ニッケルテフロンメッキ 膜厚8μm 加工事例 |
発注する際の注意点
お問合せの前にお客様にご確認いただきたいポイントをご案内します。
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コダマメッキ加工依頼お取引の流れ

無電解ニッケルテフロンメッキ加工 担当技術者 紹介
二級メッキ技能士 嶋田さん
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無電解ニッケルテフロンメッキは、離型性が要求される樹脂成型用金型や滑り性能が要求される半導体設備用のローターなどを中心に加工させて頂いています。皮膜はPTFEを含有して滑ります。ぜひ、無電解ニッケルテフロンメッキをお試しください |
無電解ニッケルテフロンメッキ 解決Q&A
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無電解ニッケルテフロンメッキの解説者:まとめ
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無電解ニッケルテフロンメッキは、かじり防止・焼き付け防止・非粘着性・型離れ性の向上・動摩擦係数は0.1と低く潤滑性に優れるなど多くのユニークな特長をもった皮膜です。シュート部品・油圧計部品・電気回路部品・クラッチ・ローターや真空ポンプ部品などに加工事例が拡大しています。
めっき職歴30年以上 父が創業のメッキ工場で小学生の時からメッキ加工に関わる。夏休みにラッキング作業のお手伝いなど。大学卒業後は、電子部品のメッキ加工を得意とされる東京の大手メッキメーカーにて修行し、メッキ技術と経営ノウハウを学ぶ。 コダマ入社以来、現場、品質保証、新規営業を担当し、現在は採用活動、新規事業戦略の立案などに注力している。わくわく!コダマ新聞(ニュースレター)も配信中! |







機工部品 無電解ニッケルテフロンメッキ 膜厚10μm 加工事例









