硫酸錫メッキ浴
錫メッキ硫酸浴の組成 作業条件事例を紹介します。硫酸浴 錫メッキ(スズメッキ)Sn浴の組成と作業条件 例は下記をご参照ください。添加剤の種類により、無光沢または光沢メッキ外観が得られます。
メッキ浴は二価のスズイオンを含むため、空気攪拌ではなく、機械的攪拌を行う必要があります。メッキ浴の温度は、20℃~17℃程度を維持する必要がるので、夏場は冷却が必要です。
さらに、メッキ浴が強酸性のため、作業環境や設備の腐食防止に注意が必要。アノード純度は99.9%以上、出来れば、より不純物が少ない99.99%が望ましい。
![]() 株式会社コダマ 専務取締役 児玉義弘 特級めっき技能士・毒物劇物取扱責任者・公害防止管理者(水質2種) |
職人が語るコラム 解説者めっき職歴30年以上 父が創業のメッキ加工工場で小学生の時からラッキング作業・メッキ加工に関わる。大学卒業後は、電子部品のメッキ加工を得意とされる東京のメッキメーカーにて修行し、メッキ技術と経営ノウハウを学ぶ。 コダマ入社以来、現場、品質保証、新規営業を担当し、現在は新卒採用活動、新規事業の検討、戦略の立案などに注力している。
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