メッキ加工に必要な設備 — ものづくり現場の“心臓部”を支える装置たち
メッキ加工に必要な設備、基本的なものをご紹介します。主要なものは、メッキ槽、直流電源、電気配線などがあります。そして、乾燥機など後処理設備も不可欠です。加工は、ただ金属を浸すだけの工程ではありません。素材表面に均一で機能的な金属皮膜を形成するためには、綿密に設計された設備群が欠かせません。その装置類は、まるでオーケストラのように連携し、精密なプロセスを支えています。
メッキ設備は “技術と環境の融合”
単純に薬液と電流を使うだけでは、今日の高機能めっきは成立しません。素材の性質、求められる皮膜品質、環境規制、作業者の安全、これらを同時に満たすために、めっき設備は精密機械+高度なプロセス制御システムの集合体になっています。
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直流電源は、メッキ反応を起こす電気の心臓。AC(交流)を安定したDC(直流)に変換し、電流密度と電圧を精密に制御します。 |
メッキ設備 自動温度調節
前処理槽、メッキ槽、後処理槽に適切な温度をキープするために自動温度調節を導入しています。
メッキ液の化学反応は温度に敏感。一定温度を維持するための温めるヒーターやチラー(冷却装置)は品質安定の要です。
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環境対策と安全確保は、現代のメッキ設備の基本要件です。
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付帯設備としては、ろ過機、ボイラーや投げ込みヒーターなどの加熱装置・チラーなどの冷却装置、純粋製造装置。
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メッキ設備 ろ過機 液中の不純物や微粒子を除去し、薬液の劣化を抑制。清浄な溶液環境が品質のバラつきを抑えます。 |
メッキ設備 ボイラー(加熱装置) 脱脂槽、メッキ槽、湯洗を適正温度に上げるために必要です。 |
メッキ設備 純水製造装置 メッキ後の水洗は高純度な純水で洗浄しています。高品質な洗浄や仕上げには、イオンや不純物を取り除いた純水が必要です。専用の純水製造装置が使われます。 |
有害なガスを吸気するなど排気装置、処理水を無毒化する排水処理装置が必要です。
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メッキ設備 排水処理 貯槽 |
メッキ設備 排水処理 ドライセパレータ 従来のフィルタープレス方式より、画期的にスラッジの量を減らすことが出来ます。 |
メッキ設備 排水処理 スラッジ スラッジは廃液業者さんに引き取っていただきます。 |
もちろん、これらの設備を使用して、前処理薬品、メッキ薬品、後処理薬品が必要です。金メッキ加工なら、シアン化金カリという薬品をその日の建値で購入しています。
ラックメッキ処理ならラックが必要ですし、バレルメッキ処理ならバレル装置が必要になります。
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