鉄素材の切削加工のナットに硬質クロムメッキ加工事例
硬質クロムメッキ（ハードクロムメッキ）とは、銀白色の優美な色調があり、非磁性皮膜でHv800以上の高硬度を誇り、摩擦係数が小さく、耐摩耗性が優れるなど多くのユニークな特長をもった皮膜です。皮膜の持つ硬さを利用した機構部品、工具、ロール、シャフト等にメッキ加工されて活用されています。
硬質クロム加工事例 （フッ化物浴）膜厚10μｍ （下地研磨あり） ナット製品
| 素材 |
鉄 |
| メッキの種類 |
硬質クロムメッキ 膜厚10μｍ（下地 研磨加工あり） |
| 処理方法 | ラックメッキ処理 |
| お客様 | 切削加工メーカー様 |
| サイズ |
20φ×L40 |
| 硬質クロムメッキ加工時の注意した点 ・ 技術のポイント | 膜厚のバラツキを少なくするため、1本の治具にラッキングする個数を制限してメッキ加工を実施しました。治具の上部と下部にラッキングすると極端に膜厚が乗るので、上部、下部には、ダミー品をセッティングしました。 硬質クロムメッキの技術紹介はこちら |
