アルミ素材への硬質クロムメッキ加工事例
本製品は、アルミ製ロール(φ30×L200)の指定部分に、硬質クロムメッキを膜厚30μm形成し、最終工程としてバフ研磨を行った加工事例です。今回の重要な技術ポイントは、アルミ素材に硬質クロムメッキを密着させるための前処理から、30μmの硬質クロム皮膜形成、仕上げバフ研磨までを一連の工程として加工していることです。
アルミは軽量で加工性に優れる一方、表面には酸化皮膜が形成されやすく、そのままでは硬質クロムメッキを安定して密着させることが難しい素材です。そのためアルミ素材への硬質クロムメッキでは、素材表面の酸化皮膜を考慮した前処理を行い、亜鉛置換(ジンケート処理)、下地メッキを経て硬質クロム皮膜を形成します。

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| 素材 |
アルミ |
| メッキの種類 |
指定部 硬質クロムメッキ 膜厚30μm(仕上げ バフ研磨加工 ) |
| 処理方法 | ラックメッキ処理 |
| サイズ |
30φ×L200 ロール部 |
| 硬質クロムメッキ加工時の注意した点 ・ 技術のポイント |
技術のポイント・アルミ製ロールへの硬質クロムメッキ加工 アルミへの硬質クロムは「前処理」が重要鉄素材への硬質クロムメッキとは異なり、アルミ素材では表面に形成される酸化皮膜への対応が必要です。コダマでは、アルミ素材に対して亜鉛置換(ジンケート処理)を行い、下地メッキを形成したうえで硬質クロムメッキを施工することで、硬質クロム皮膜の密着性を確保します。 30μmの硬質クロム+仕上げバフ研磨本製品では、ロール指定部へ硬質クロムメッキを30μm形成した後、仕上げバフ研磨を行っています。ロールやシャフトなどの摺動・回転部品では、硬質クロムによる高硬度・耐摩耗性だけでなく、使用面の表面状態も重要です。 そのため、単に硬質クロムを付けて完了するのではなく、メッキ前処理 → 硬質クロム30μm → 仕上げバフ研磨までを含めて、最終的な使用面をつくり込むことが重要になります。 コダマでは、アルミ製ロール・シャフト・機械加工部品について、硬質クロムメッキだけでなく、下地処理や仕上げ研磨を組み合わせた加工にも対応しています。 「アルミ部品の耐摩耗性を向上させたい」「アルミロールに硬質クロムを厚付けしたい」「硬質クロム後の仕上げ研磨まで依頼したい」といった案件についてもご相談ください。 硬質クロムメッキの技術紹介はこちら |

