無電解ニッケルボロンメッキ【アルミ・エコブラス・SUS対応】

無電解ニッケルボロン|優れたはんだ性・高硬度で耐摩耗トラブルを解決 

コダマは大阪で無電解ニッケルボロンメッキ加工(Ni-B)を行う表面処理メーカーです。無電解ニッケルボロンメッキ加工は、ご注文頂いてから、薬品調合して対応するので、常に新浴での処理になります。お急ぎの場合は、事前に入荷日をお知らせ頂きましたら加工準備を整えますのでよろしくお願いします。優れたはんだ性、複雑形状な製品にも均一な膜厚で高硬度で耐摩耗トラブルを解決します。部分メッキも対応可能です。

 

シャフト製品に無電解ニッケルボロンメッキ
シャフト製品に無電解ニッケルボロンメッキ加工

 

無電解ニッケルボロンの相談してみる

コダマのTEL06-6752-0001・FAX06-6752-0002

コンテンツナビゲーション
ボロンメッキ特長 対応サイズ ボロンメッキ技術力 対応素材
ボロンメッキ加工工程 ボロンメッキ加工用途 ボロンメッキQ&A 関連記事

このようなお困りごとは、無電解ニッケルボロンメッキで改善できる可能性があります 

貴社の製品に、次のような課題はありませんか?

硬質クロム代替したい 内径・穴・溝にめっきが付きにくい 
硬さと優れたはんだ性を同時に確保したい
製品の1部分を部分的に硬くして、耐摩耗性を向上したい
熱処理はできない。無電解ニッケルでは硬さが不十分で、さらに硬度を上げたい
内径・穴・溝にめっきが付きにくい
摺動部の動きを軽くしたい
微細部品のバリ・エッジ部に膜厚が偏る
金型・シャフト・工具・治具の摩耗を抑えたい
部品寿命を延ばし、メンテナンス頻度を減らしたい

1つでも該当する場合は、ぜひ図面・写真を添えてお問い合わせください。
形状や素材に合わせて最適な仕様をご提案します。

無電解ニッケルボロンの相談してみる

無電解ニッケルボロンメッキの特長

無電解ニッケルボロンメッキ加工事例
無電解ニッケルボロンメッキ加工事例

無電解ニッケルボロンメッキとは、優れた接合性があります。ロジンフラックスを使用して容易にはんだ付けが可能です。半田付け性ろう付け耐熱性(特にB1%以下)に優れた皮膜です。長期保存後の半田付け性の低下はありません。(230℃ 1~2秒 H63Aハンダ、ロジンフラックス) 

 

メッキ特性比較表

  無電解ニッケルボロン 硬質クロムメッキ 無電解ニッケル
膜厚精度 ◎(極めて高い) △(角に厚く付く) ◎(極めて高い)
皮膜の種類 ニッケル+ボロン クロム ニッケル+リン
外観 光沢〜半光沢 青白い光沢 光沢〜半光沢
硬度 (Hv) 750(熱処理後 1,100〜) ◎ 800〜1,000 〇550 (熱処理後 900〜)
はんだ付け用途 ◎向いている × 悪い 〇低リン リンが増えるほど低下
耐食性 〇Ni-Pより劣る場合あり 〇薄い膜厚はクラックから腐食しやすい ◎高リンは特に良い
耐摩耗性 〇(自己潤滑性あり) ◎(非常に硬い) 〇(中程度)
密着性 ◎(良好)
導電性
熱処理 硬度アップの目的で実施 水素脆性除去の目的で実施 硬度アップの目的で実施
コスト 高め 普通~高め 普通
低摩擦性
向く部品 精密摺動部品、金型、治具、高耐摩耗部品 油圧ロッド、金型、ロール、摺動部品  精密部品、シャフト、金型、アルミ部品

Ni-B

無電解ニッケルボロンメッキ(Ni-B)高硬度Hv750!Ni-B皮膜は硬度が高く、摩擦による磨耗や擦れに強いので、摺動部品などに適しています。
はんだ付け性に
優れる。導電性が良好な皮膜です。

使用用途

  • 半田付け性が要求される金メッキの代替端子
  • ピストンやベアリングの摺動部品
  • シュート部品
  • ローターや真空ポンプ部品
  • 微細金型

無電解ニッケルボロンメッキ/Ni-Bのメッキ皮膜特性

組成 Ni 99% B 約1%以下
硬度 析出状態でHV750程度 熱処理すれば硬度はHv1000程度
電気抵抗 15~16μΩ・cmで導電性は良好
密度 8.6±0.1g/cm³
溶融点 1350~1390℃
ハンダ付け性 230℃ 1~2秒(H63Aハンダ、ロジンフラックス)
磁性 抗磁性(coercivity)70エルステッド 残留磁化(remanence)0.2~0.3 ウエバー/m²
耐熱性 鉄上の皮膜(3μ) 400℃ 空気雰囲気 30分 酸化なし (Ni-Pは350℃、30分で酸化)

無電解ニッケルボロンメッキのメリット

無電解ニッケルボロンメッキ(Ni-B)とは、皮膜硬度がHv750を誇り耐摩耗性に優れた皮膜になります。耐熱性(特にB1%以下)も優れた皮膜です。不動態化速度が遅いため、長期保存後の半田付け性の低下はありません。(230℃ 1~2秒 H63Aハンダ、ロジンフラックス) 活用事例としては、電子部品では、半田付け性が要求される金メッキの代替端子として、耐摩耗性が優れているので、ピストンやベアリングの摺動部品に、離形性が良いのでシュート部品、ローター、真空ポンプ部品、微細金型など様々な業界での活用が増加しています。

無電解ニッケルボロンメッキのデメリット

無電解ニッケルリン(コスト安い)<無電解ニッケルボロン(コスト高い) 次亜リン酸ナトリウムを還元剤とする無電解ニッケルリンに比べてコストの高いほう素を含む還元剤を使用しているのでコストが高くなります。無電解ニッケルボロンメッキ浴の安定性が低いので浴管理は難しい点があります。浴寿命が短い欠点などがあります。pHが高くなるとボロンの共析率は低下します。析出速度と皮膜構成の変化をpHの変動の影響を受けるのでpH管理をする。還元剤濃度が高くなるとメッキ浴の安定性が低下するので注意が必要などシビアな品質管理が必要です。

無電解ニッケルボロンメッキ加工が可能な最大対応サイズ

サイズ:厚み100mm ×短辺200mm× 長辺350mm

メッキ対応サイズ

無電解ニッケルボロンメッキの技術力

無電解ニッケルボロンメッキ浴の安定性が低いので浴管理は難しい点がありますが、コダマでは、バッジ方式を採用して製品の受注毎に新浴を建浴して対応しているため、不純物や汚れの混入は、ほとんど発生しないため、いつも新しいメッキ皮膜なので無電解ニッケルボロン皮膜の最高の性能を発揮することが可能です。

シミを発生させないメッキ加工をしています

乾燥工程でメッキ表面にシミが出来ない対策をしています。

・乾燥機内の温度を高温にしない

・乾燥機内の定期的な清掃と点検

・環境のよい場所で製品を保管

詳しくはこちら

メッキ加工の品質管理

無電解ニッケルボロンメッキ対応素材

  • 鉄鋼素材
  • 銅・銅合金・真鍮等・エコブラス
  • ステンレス(SUSの種類の情報が必要です。SUS304やSUS316など)
  • アルミ素材(アルミの種類の情報が必要です。Al5052など。鋳物は要相談

無電解ニッケルボロンメッキ加工工程

1 アルカリ脱脂 脱脂工程は、製品についている油を取るために行います。
2 超音波洗浄 超音波によって、液体に生じた真空の気泡が破裂する際の衝撃波を利用した洗浄方法
3 電解脱脂 電解脱脂工程は浸漬脱脂で取り除くことのできない、微細な凹凸面に付着したバフカスや焼き入れのスケールを、多量のガスの圧力で取り除くために行います。
4 酸活性化 酸活性工程は、メッキ前に素材を活性化させ、メッキを付きやすくするために行います。鉄系・硫黄快削鋼・銅合金など素材にマッチした活性化を行います。

5 無電解ニッケルボロンメッキ

無電解ニッケルボロンメッキ加工です。お客様の要求する膜厚により時間を決めます。下地メッキとして、無電解ニッケルメッキを施す場合もあります。

6 乾燥工程

エアー乾燥、乾燥炉などを所定の時間行い、製品に付着した水分を飛ばします。(各工程間は水洗いが入ります )

発注する際の注意点

お問合せの前にお客様にご確認いただきたいポイントをご案内します。

メッキ加工する製品御素材の確認 ロット数量(一度に発注していただく数量)の確認 メッキの種類の確認 製品の形状・寸法の確認
コダマメッキ加工依頼お取引の流れ

 

無電解ニッケルボロンの相談してみる

コダマのTEL06-6752-0001・FAX06-6752-0002

無電解ニッケルボロンメッキ加工用途

産業分類 適用部品 目的
自動車工業 ディスクブレーキ・ピストン・シリンダ・ベアリング・回転軸 硬度・耐磨耗性・焼き付け防止
電子工業 接点・ロール・シャフト・パッケージ・マグネット・抵抗体 はんだ付け性・ろう付け性・溶接性
精密機械 自動溶接機のコンタクトチップ・プラスチック射出成型機の部品 精度・硬度・耐磨耗性
航空・船舶 水圧系機器・電気系統部品・スクリュー・弁・配管 耐食性・硬度・耐磨耗性
化学工業 各種バルブ・ポンプ・輸送管・パイプ内部・反応槽 汚染防止・酸化防止・耐磨耗性・精度
その他 硝子金型・工作機械部品・真空機器部品・繊維機械部品など 硬度・耐磨耗性・離型性・精度

無電解ニッケルボロンメッキ加工 担当技術者 紹介 

特級めっき技能士 松谷さん

無電解ニッケルボロンメッキ 担当 松谷さん
無電解ニッケルボロンメッキ 松谷さん
特級めっき技能士 松谷さん(全国めっき技術コンクール 厚生労働大臣賞 受賞者)
特級めっき技能士 松谷さん(全国めっき技術コンクール 厚生労働大臣賞 受賞者)

松谷さん: 無電解ニッケルボロンメッキは、受注生産での対応になります。お急ぎの場合はメッキ液の手配等を準備しときますので、事前に依頼品の到着日をご連絡頂ければ幸いです。

無電解ニッケルボロンメッキ解決Q&A

無電解ニッケルボロンメッキは表面光沢はありますか。
無電解ニッケルボロンの皮膜の厚みは?

無電解ニッケルボロン皮膜に含まれるボロン(B)の含有率はどの位ですか

ニッケルボロン皮膜の硬度を更に上げる方法はありますか
無電解ニッケルボロンと普通の無電解ニッケルの違いは?

無電解ニッケルボロンメッキのよくあるご質問

まずは相談してみる・見積依頼はこちら

コダマのTEL06-6752-0001・FAX06-6752-0002

ニッケルボロン関連記事

無電解ニッケルボロンメッキ 適用部品

産業分類 適用部品 目的
自動車工業 ディスクブレーキ・ピストン・シリンダ・ベアリング・精密歯車・回転軸・カム・各種弁・エンジン内部 硬度・耐磨耗性・焼き付け防止・耐食性・精度
電子工業 接点・ロール・シャフト・パッケージ・マグネット・抵抗体・ステム・コンピュータ部品・電子部品など 硬度・精度・耐食性・ハンダ付け性・ろう付け性・溶接性など
精密機械 自動溶接機のコンタクトチップなどの各種部品・プラスチック射出成型機の部品 精度・硬度・耐食性など
航空・船舶 水圧系機器・電気系統部品・スクリュー・エンジン・弁・配管など 耐食性・硬度・耐磨耗性・精度など
化学工業 各種バルブ・ポンプ・振動弁・輸送管・パイプ内部・反応槽・熱交換器 耐食性・汚染防止・酸化防止・耐磨耗性・精度など
その他 硝子金型・各種金型・瓶型、・工作機械部品・真空機器部品・繊維機械部品など 硬度・耐磨耗性・離型性・精度など

無電解ニッケルボロンメッキのよくあるご質問

無電解ニッケルボロンのご相談はこちら

コダマのTEL06-6752-0001・FAX06-6752-0002

 

無電解ニッケルボロンの解説者:無電解ニッケルボロンメッキのまとめ

特級めっき技能士 児玉義弘
株式会社コダマ 専務取締役 児玉義弘 特級めっき技能士・毒物劇物取扱責任者・公害防止管理者(水質2種)

無電解ニッケルボロンメッキは、皮膜硬度が高く耐摩耗性に優れている。半田付け性や離形性にも優れた皮膜であり、活用事例が増えている。

 

めっき職歴30年以上 父が創業のメッキ工場で小学生の時からメッキ加工に関わる。夏休みにラッキング作業のお手伝いなど。大学卒業後は、電子部品のメッキ加工を得意とされる東京の大手メッキメーカーにて修行し、電子部品の金メッキ銀メッキスズメッキニッケルメッキ銅メッキ技術や経営ノウハウを学ぶ。

コダマ入社以来、現場、品質保証、新規営業を担当し、現在は採用活動、新規事業戦略の立案などに注力している。わくわく!コダマ新聞(ニュースレター)も配信中!

ページトップに戻る