鉄鋼素地上の銀メッキ後の水素脆性除去とは?原因と対策を解説 銀メッキ加工のQ&A
- Q鉄鋼材料に銀メッキを施した後、水素脆性除去処理は必要ですか?どのような対策が必要でしょうか?
- A
水素脆性(遅れ破壊)を防ぐために水素除去処理(ベーキング)が必要です。メッキ工程中に侵入した水素が材料内部に残ると、破断・クラックの原因となるため注意が必要です。メッキ後に水素脆性除去を行うことが指定されている場合はメッキ後、少なくても4時間以内に熱処理を実施する。熱処理条件は当事者間で協議するとなっています。
水素脆性とは?
水素脆性とは金属内部に侵入した水素により強度が低下し遅れて破壊する現象で高強度鋼ほどリスクが高い
水素が侵入する工程 下記の工程で主に発生する水素が鋼中に侵入
- 酸洗い(前処理)
- 電気メッキ中(陰極反応)
水素脆性除去(ベーキング)とは、メッキ後に加熱して水素を外に逃がす処理
一般的な条件
- 温度:190〜230℃
- 時間:2〜24時間 材料強度・規格により変わる

メッキ後の熱処理で使用する ベーキング炉
電気伝導性と熱伝導度の優れた銀メッキ(硬質銀・無光沢銀)はこちらでご覧いただけます
関連 銀メッキのQ&A
この「メッキ問題解決Q&A」が少しでもお役に立てましたら、Googleの口コミでご感想をいただけると大変励みになります。※30秒で投稿できます「参考になった」「こんな情報が知りたい」など、一言でも大歓迎です。 ▼口コミ投稿はこちら
銀メッキ加工 関連動画

大阪の銀メッキ加工メーカー 株式会社コダマ
