無電解ニッケルメッキ後の熱処理で変色する 原因と対策
- Q現在、無電解ニッケルの後に硬度を上げる目的で大気炉でベーキング処理をしています。 ベーキング処理した製品は青っぽく変色したり、茶色っぽくなったりするのですが、変色しないで硬度を上げることは無理なのでしょうか。よろしくお願いします。
- A
無電解ニッケルは熱処理によって硬度が上がる一方、酸化や皮膜構造の変化によって黄変・褐色化など外観が変化する場合があります。無電解ニッケルメッキ後の熱処理は弊社でも通常は変色OKで了解を得ています。外観的に変色なしでするには無酸化ベーキングや真空熱処理でする方法がございます。
コダマでは無電解ニッケルの熱処理・ベーキングに対応し、変色しないで硬度を上げるプロセスもございます。硬度向上や密着性の改善を目的とした後処理を行っています。ご注文の時は無電解ニッケル+熱処理(変色なしプロセス)とご注文ください。よろしくお願い致します。
メッキのシミ・乾燥シミ・変色の原因と対策事例はこちらでご覧いただけます
無電解ニッケルメッキ加工 茶色変色 外観不良事例


技術監修:株式会社コダマ 専務取締役 児玉義弘(特級めっき技能士/実務経験30年以上)技術協力:石川達也(一級めっき技能士/無電解ニッケル担当/めっき歴14年) 本ページでは「無電解ニッケル/熱処理で変色」について、加工条件・品質管理・不具合対策の観点から技術内容を確認・監修しています。
