銀メッキの電気抵抗はメッキ膜厚で変わりますか 銀メッキのQ&A

銀メッキの電気抵抗はメッキ膜厚で変わりますか 銀メッキのQ&A

Q銀メッキの電気抵抗はメッキ膜厚で変わりますか
A

過去に銅素地の製品にニッケルメッキ/銀メッキで何種類か膜厚を変えて電気抵抗の違いをお客様が検討されました。
下地ニッケルメッキの膜厚と銀メッキの膜厚どちらも影響ありました。

銀メッキ膜厚が薄いほど抵抗値は高くなり、厚くなるにつれて抵抗値は低下しますが、一定の膜厚を超えると抵抗値は飽和(ほぼ一定)になります。

電気抵抗と銀メッキ膜厚の関係(イメージ)

0.5μm程度の膜厚極めて薄い膜厚:接触抵抗は、不安定であり、下地の影響を強く受ける。抵抗傾向は高い。

3μm程度の膜厚:安定した導電性を発揮 抵抗傾向は低い。

10μm以上の膜厚:安定した導電性を発揮 これ以上の抵抗低下効果は小さい。 抵抗傾向は飽和状態

電気伝導性と熱伝導度の優れた銀メッキ(硬質銀・無光沢銀)

お問合せはこちら

コダマのTEL06-6752-0001・FAX06-6752-0002

ページトップに戻る