銀メッキの変色原因とは?黒くなる理由と防止対策を解説 銀メッキ加工のQ&A
- Q最近、銀メッキの色調が少し黄色味になっている気がします。メッキメーカーに問い合わせしても何も変わっていないという返事なんです。銀メッキ製品が時間の経過とともに黒く変色するときもあります。原因と対策について教えてください。
- A
銀メッキは、その美しい光沢と導電性から、アクセサリーや電子部品など幅広く利用されています。しかし、銀は空気中の硫化水素や硫黄化合物と反応しやすく、黒く変色してしまうという特徴があります。
硫化による変色:銀メッキは大気中の微量な硫化水素や硫黄化合物などと反応して、黒く変色してしまうという特徴があります。経時変化で酸化が進み黄色に変色してくることもあります。温泉地や工業地帯など、硫化水素濃度が高い場所では特に変色しやすいです。 排気ガス、工業環境、ゴム・段ボール、接着剤んどが、硫黄と反応して黒変(硫化)するのが多いです。
酸化による変色: 空気中の酸素と反応し、黄色に変色したり、酸化銀という黒色の物質が生成されることがあります。
汗や皮脂による変色: 汗や皮脂に含まれる成分が銀と反応し、変色を促進させます。工業製品の取り扱いは、素手で触らず、電子部品の手袋を使用するなど用具に注意します。
化学物質による変色: 洗剤、化粧品、香水などの化学物質が銀と反応し、変色を引き起こすことがあります。経時変化による変色でなければ、メッキ浴の金属分の不足や液の汚れなどが考えられます。
☆高湿度や高温環境では、反応が加速します。
銀メッキの変色は、銀の性質上避けられない現象ですが、適切な保管方法やお手入れをすることで、変色を遅らせることができます。また、ロジウムコーティングなどの対策を施すことで、より長く美しい状態を保つことができます。

硬質銀メッキ加工事例 製品名 スリーブ 銀メッキの変色を防ぐ対策
- ジュエリー(装飾品)保管方法:
- 密閉容器に入れる: 空気中の硫化水素や湿気から保護するために、密閉容器に入れて保管しましょう。
- 暗所で保管する: 直射日光は変色を促進させるため、暗所で保管しましょう。
- 脱酸素剤と一緒に保管する: 脱酸素剤は、空気中の酸素を吸収し、酸化を防ぎます。
- ジュエリー(装飾品)お手入れ方法:
- 中性洗剤で洗う: 変色した場合は、柔らかい布に中性洗剤をつけて優しく洗いましょう。
- 研磨剤の使用は避ける: 研磨剤は銀メッキを傷つけるため、使用を避けましょう。
- 銀メッキの上層にコーティングを施す:
- 銀メッキ後にロジウムメッキ加工を実施する: ロジウムはプラチナ族元素で、耐食性が高く、銀の変色を防ぐ効果があります。
- 銀メッキ後にラッカー塗装を実施する: 透明なラッカーを塗ることで、銀メッキを保護することができます。
- ジュエリー(装飾品)着用時の注意:
- 温泉やプールでの着用は避ける: 温泉やプールに含まれる成分が銀メッキを傷めることがあります。
- 運動時や入浴時は外す: 汗や皮脂が付着すると変色しやすいため、運動時や入浴時には外しましょう。
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