RoHSやELVで硬質クロムメッキは規制されていますか 硬質クロムメッキ加工のQ&A
- QRoHSやELVで硬質クロムメッキは規制されていますか
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規制されていません。金属クロムである硬質クロムメッキは規制されていません。硬質クロムメッキ(六価クロム系)は「完全禁止」ではないが、規制されており用途制限・例外扱いになっています。RoHSとELVで少し考え方が違うので整理します。
RoHS指令(電気・電子機器) 基本ルール 六価クロム(Cr⁶⁺)は原則禁止物質 許容濃度:0.1wt%以下
硬質クロムメッキは通常「六価クロム浴」を使うため基本的にはNG ただし重要:例外(Exemptions)RoHSには「技術的に代替できない用途」は例外があります。
代表例:
- 特定の機械部品
- 高耐久・高耐摩耗用途
- 一部の産業機器
- 期限付き(定期見直し)
- 将来的に削除される可能性あり
ELV指令(自動車)基本ルール 六価クロムは禁止(車両材料として) ただし例外あり。ELVはRoHSよりも「用途別例外」が明確です。
- 防錆用途
- 特定の機能部品(安全・耐久に関わるもの)
硬質クロムメッキは一部の機能部品で例外適用されるケースあり
ただしトレンド
- 欧州自動車メーカー(特にドイツ系)は六価クロム全面廃止方向
- OEMからの要求:
- 「Cr⁶⁺フリー必須」
- 「REACHも含めて排除」
当社では、硬質クロムメッキのRoHs4物質(カドミウム・鉛・水銀・六価クロム)の含有量調査を定期的にしています。下記試験報告書は、2021年11月25日分析結果報告書です。ご覧の通り、カドミウム・鉛・水銀・六価クロムは、結果はN.D.です。以上 よろしくお願いします。

ただメーカーによると「工程内でこのよな有害物質を使用もすることはできない」と言われる場合もあります。 RoHSやELVの指令はこのようなことは一切規制していません。
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