硬質クロムメッキの耐食性について 硬質クロムメッキ加工のQ&A

硬質クロムメッキの耐食性について 硬質クロムメッキ加工のQ&A

Qメッキしたロールで使用中に下地の鉄からさびが発生してクレームをつけられました。メッキ仕様は、厚さ0.05mm、下地を液体ホーニングで粗し、その上にナシ地メッキしています。また製品の使用状態はやや湿気のある環境です。解決法を教えてください。
A

多分このメッキ厚さでは、メッキ層が薄過ぎるためと思われますから、厚くすると解決できると思われます。 一般に硬質クロムメッキで素地を防錆できるためには、メッキ層にクラックが生じてもそれが素地まで貫通しないような厚さにメッキすることが必要です。

メッキしたままの状態で最低でも50μ、安全のためには100μの厚さが必要です。それと同時に密着の悪いメッキは耐食性も劣りますから、良い密着のメッキをすることが非常に大切です。 機会があればよろしくお願いします。

 

硬質クロムメッキ加工 シャフト

硬質クロムメッキ加工事例

耐摩耗向上 硬質クロムメッキ

お問合せはこちら

コダマのTEL06-6752-0001・FAX06-6752-0002

ページトップに戻る