めっきミニミニ講座

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硬質クロムメッキ

電鋳・
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アロジン処理

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ーDIARYー
メッキ屋よっちゃんの化学探求への道
WEBマスターの
プライベート日記!
楽しかったことや
嬉しかったことを
自由に書いています。

めっき豆知識が、盛りだくさん!今日からあなたもメッキ博士?

メッキの実験中 児玉義弘 めっきの歴史
めっきのJIS記号
めっきに関する資格
めっきの試験法
めっきの機器分析法
めっきの用語(一般)
めっきの用語(前処理)
めっきの用語(めっき工程)
めっきの用語(材料及び設備)
めっきの用語(試験及び検査)
めっきの歴史
●今から3500年も前にメッキは発明されていた・・・。
青銅器イメージ画像 いま私たちは、何でもないように多くのメッキ製品を日常使っています。
しかしこれが長い歴史をもつ技術であることを知っている人は多くありません。
メッキというものが、いつどこで生まれ、どんな道をたどって現在の私たちの生活と関わっているか知ることは、今後のメッキ業界を考える上で、非常に重要なことでしょう。
つまり人間は、時代と共に技術に求める目的が変化するものだ、ということがよくわかるからです。
メッキ。これは、日本では4〜7世紀の古墳時代にすでに使われていました。
滅金とか塗金といわれる水銀をつかうアマルガム・メッキ法です。
日本各地の古墳から出土する青銅でできた馬具類、銅でできた装飾品などに金メッキされたものが多いことでもわかります。
これらは中国から渡ってきたもので、メッキの技術もやはり中国から伝えられたといわれています。
この中国のメッキは、じつは、紀元前700年も昔に、今の西アジア(ソ連南西部)にあたるスキタイという地方から長い時間をかけて伝えれたそうです。
スキタイ文化といえば、もともと古代オリエント文明の流れをくんでいる文化で、これはメソポタミヤやギリシアなどの文化が伝えられたもの。
このように時代をさか上ると、水銀を使うメッキ法はメソポタミヤ文明にたどりつきます。
古代エジプト文明の発掘物の中にもメッキされたものがあるといわれ、メッキの歴史がとてつもなく古い物であることに驚かされます。



●ー奈良の大仏の金メッキ代を計算すると、技術料別で160000000円UPです。ー
めっきの言葉は日本語であって「塗金」⇒「滅金」⇒「鉱金」⇒「鍍金」⇒「電気鍍金」⇒「めっき」というように変化してきたといわれています。
「メッキ」とは、カタカナで表すことが多く、外来語のように思えますが、これは日本語です。
「めっき」とした方が正しい表現なのでしょう。英語では、PLATING(プレイティング)となります。
昔は、水銀に金を溶け込ませたもの(アマルガム)を被メッキ体に塗りつけ、それを加熱し水銀のみを蒸発させて金を付着させる方法を用いたようです。
奈良の大仏などはこの方法でメッキされています。当時は、全体が金ピカにメッキされていました。
高さ16メートル、巾12メートル重さ112,5トンもちろん日本最大。使われた金は、58,5キロでした。
4187両かかったということで現在のお金にして1億6千万円以上です。
メッキするだけで6年もかかったといわれますから、大変な作業だったことが、想像できます。
この方法を滅金(めっきん)と呼び、いつか「ん」がとれて「めっき」と呼ばれるようになったともいわれています。
なお、現在では「鍍金」という字を当てて「メッキ」と読ませています。
大仏イメージ画像

●薩摩の殿様は、ヨロイの金具に電気メッキをした。
鎧イメージ画像 焼着法による金,銀メッキは明治時代に終わり近くまで、鍍金師や飾り職人の手で刀剣・仏具・装飾品に施されました。
しかし江戸時代の末期には、日本橋で電気メッキを商売にしていた人がいたといわれています。
そもそも現在のメッキの主流をなす電気メッキは1805年にドイツのブルグナーテリという人が、ボルタ電池を使って、銀のメダルに金の電気メッキをしたと記録されているのが、最初です。
日本ではブルグナーテリに50年遅れ,ヨロイ金具に電気メッキを施したのが最初とされています。
焼着法という旧式なメッキ法は、明治中期以後、急速に姿を消していきました。このころ宮川由多加という技術者が独学で電解法によるニッケルメッキの工業化に成功し、大規模なメッキ工場をスタートしたわけです。
亜鉛メッキ(溶融式)も同じころに始まりましたが、この電気メッキ法が工業化されたのは大正3年のころです。

●明治・大正と現代の電気メッキ技術は、原理的にいえばまったく変わりがない・・・のですが。
大正時代以降、電気メッキはしだいに市場を拡大し、その種類を増やし、設備をどんどん改良していきました。
それでも原理的には、当時のものと全く同じです。大きく変化したのは応用技術なのです。
電気メッキが、装飾のためにだけでなく、防錆機能というように分野を広げ、表面処理技術の主流を占めるようになったのは、、一にも二にもその応用技術が、進歩したからであり、そして処理能力に当時とは、比較にならないほどの差をつけたからです。
光沢メッキ法は、金属皮膜の物性を制御する添加剤の研究を進め、多様な色調が得られるメッキ浴の開発を促進させました。さらに生産ラインが自動化され、やがてコンピューター・コントロールによる生産システムと発展していったわけです。明治の中ごろに生まれた近代メッキ技術は、時代の要請に応えながら、さまざまな生活分野・産業分野で活躍し、最終表面仕上げ技術として成長してきたといえるでしょう。

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●めっきのJIS記号
めっきを表す記号 - 素地の種類を
表す記号
/ めっきの種類を表す記号 めっきの厚さを表す記号 めっきのタイプを表す記号 / 後処理を表す記号 : 使用環境を表す記号

電気めっき Ep
無電解めっき ELp

鉄鋼 Fe
銅・銅合金 Cu
亜鉛合金 Zn
アルミニウム・
アルミニウム合金
Al
マグネシウム・
マグネシウム合金
Mg
プラスチック PL
セラミックス CE

ニッケル Ni
クロム Cr
Cu
亜鉛 Zn
Au
Ag
Sn
工業用クロム ICr

 0.1
 5 
 10 
 20 
 40 

光沢 b
半光沢 s
二層ニッケル d
三層ニッケル t

光沢クロメート CM1
有色クロメート CM2

腐食性の強い屋外 A
通常の屋外 B
湿気の高い屋内 C
通常の屋内 D
例1
Ep-Fe/Cu 20, Ni 25b, Cr 0.1r/:A
(電気めっき,鉄鋼素地,銅めっき20μ以上,光沢ニッケルめっき25μ以上,普通クロムめっき0.1μ以上,腐食性の高い屋外での使用)
例2
Ep-Fe/Zn 15/CM 2:B
(電気めっき,鉄鋼素地,亜鉛めっき15μ以上,有色クロメート処理,通常の屋外での使用)
例3
Ep-Cu/Ni 5b, Cr 0.1r/:D
(電気めっき,銅合金素地,光沢ニッケルめっき5μ以上,普通クロムめっき0.1μ以上,通常の屋内での使用)
例4
Ep-Fe/ELp-Ni 15b, ICr 20
(最終めっきが電気めっき,鉄鋼素地,無電解ニッケルめっき15μ以上,工業用クロムめっき20μ以上)
例5
Ep-Al/Cu 10, Ni 10b, Cr 0.1r/:D
(電気めっき,アルミニウム合金素地,銅めっき10μ以上,光沢ニッケルめっき10μ以上,普通クロムめっき0.1μ以上,通常の屋内での使用)
●めっきのタイプ及びその記号
めっきのタイプ 記号 参考(めっきの種類)
光沢めっき b 銅めっき、ニッケルめっき、クロムめっき、金めっき、銀めっき、合金めっきなど
半光沢めっき s
ビロード状めっき v
非平滑めっき n
無光沢めっき m
複合めっき cp
黒色めっき bk
二層めっき d ニッケルめっきなど
三層めっき t
普通めっき r クロムめっき
マイクロポーラスめっき mp
マイクロクラックめっき mc
クラックフリーめっき cf
●後処理を表す記号
後処理 記号
水素除去のベーキング HB
拡散熱処理 DH
光沢クロメート処理 CM1
有色クロメート処理 CM2
塗装 PA
着色 CL
変色防止処理 AT
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●メッキに関する資格
●めっきに関する資格
毒物劇物取扱責任者の資格


毒物劇物営業者、業務上取扱者(電気めっき、金属熱処理、運搬業者)は、事業場ごとに専任の毒物劇物取扱責任者を選任し、危害の防止に努めなければならない。

毒物劇物取扱責任者は、次のうち一つを有するものでなければならない。

@薬剤師
A厚生省令で定める学校で応用化学に関する学課を修了したもの
B都道府県知事が行う毒物劇物取扱責任者試験に合格したもの


めっき技能士
資格区分 国家資格
検定内容 めっきに必要な技能。電気めっき作業、溶融亜鉛めっき作業の2作業がある。
学科試験 1級・2級=めっき一般/品質管理/安全衛生/選択学科。3級=めっき一般/安全衛生/選択学科
実技試験 電気めっき作業=研磨/めっき液および処理液の調合および調整/めっき液の測定および分析/電気めっき処理/*めっき皮膜の試験。溶融亜鉛めっき作業=前処理液の調合および調整/前処理液の測定および分析/溶融亜鉛めっき処理/*めっき皮膜の試験
試験日 協会の発行する試験案内を参照
問い合せ先 各都道府県職業能力開発協会または中央職業能力開発協会等
ホームページ http://www.javada.or.jp/
備考 *印は1級のみ、**は1級及び2級のみの科目
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●めっきの試験法
めっきの性能って何でしょう?耐食性が良いことや、めっきの膜厚が一定であることや、又密着していることが、よいめっきといえる。そこでそれらをどうやって評価するのか?見ただけで耐食性がいいとか膜厚がどれぐらいのっているかわからない。代表的な試験を書きたい。

●耐食性試験

塩水噴霧試験 :製品を一定条件の食塩水噴霧中において、腐食状態を調べます。8時間、16時間、24時間、48時間、72時間、96時間などで24時間連続噴霧で1サイクルとすることもある。耐食性を評価するのにポピュラーな試験方法。

そのほかにキャス試験(自動車関連などでつかわれる)、コロードコート試験、亜硫酸ガス試験などがある

●めっき厚さ試験

顕微鏡観察法:製品の切断し、切断面を見やすくするため合成樹脂の中に製品を埋め込み切断面が、平らになるように研磨して、顕微鏡で拡大して測定する方法である。断面写真といわれるのは、この方法で写真をとったものである。正確に膜厚がわかるが、切断や研磨を正確にする必要があり技術が必要。

電解法:めっき皮膜を陽極として電解液中で電解を行い、電解に要した電気量と時間と溶融金属量から膜厚を測定できる方法。

蛍光X線法:製品にX線を照射して、放射される蛍光X線の強度を測定してめっき厚さを求める方法

●密着性試験

曲げ試験:試験片を規定の角度になるまで曲げ、ワン曲部の剥離状態やヒビ割れなどを調べる方法

●硬さ試験

めっき皮膜のかたさを定量的に測定するには、マイクロビッカース

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●めっきの機器分析法
●原子吸光光度計

試料を解離して原子化し、原子蒸気をつくり、その原子蒸気中にある原子を基底状態から励起させる波長の光を通過させると、原子蒸気中の原子の数に応じて吸光が起こります。この吸光量から試料濃度を求めます。試料中の特定元素の定性および定量に用いられます。

原子吸光法は吸光光度法と原理的には類似しているが,測定対象の化学的形態が異なる.原子吸光法では溶液中における水分子や配位子との化学結合をすべて切断し,生成する中性原子蒸気による光の吸収を利用している。

溶液中の化学種は一般に広い波長範囲の光を吸収するが,それに対して基底状態の原子の吸収スペクトルは,幅が非常に狭い線スペクトルである。この分光学的特性により他元素による吸収スペクトルと重なる可能性が小さくなるために,選択性が非常によくなる。このように連続スペクトルを利用する吸光光度法では,タングステンランプ1個で350〜800nmに吸収を持つ化学種が測定できるが線スペクトルを利用する原子吸光法では原則として各元素に1個の光源を必要とする.また,試料溶液中の目的元素を原子化するには,高温加熱する必要がある


装置構成は,光源,原子化部,分光器,測光部よりなっている.光源は目的の元素を陰極に用い不活性ガスとともに封入されたホローカソードランプを使用する.原子化部は,フレーム法(化学炎)ではバーナーを用いる.霧状にした試料,燃料ガスと助燃ガスを混合しバーナーで燃焼して原子化する。

燃料および助燃ガスにはアセチレン‐空気がよく用いられる.フレームレス法では黒鉛管に試料を入れ,電流を通じて原子化する.分光器,測光部は分光光度計と同様のものがもちいられる。

1) 原子化部に磁場をかけることにより偏光とゼーマン効果を応用してバックグラウンド補正を行っている。

2) 機器の制御とデータ処理にコンピュータを使用しているため,各元素ごとの測定条件をすぐに設定でき,また標準溶液の測定,検量線の作成,試料の測定および濃度の算出が簡単にできる。

●蛍光光度計

分子に光を照射すると,光を吸収したのちそのエネルギーを光として放出することがある.これを蛍光とよび,この光のスペクトルと強度を測定することにより,試料の性質と濃度を調べることができる.これが蛍光分析法である。

蛍光分析法の特徴として,ひとつは蛍光を出す分子種が比較的限られていることから目的とする成分を選択的に検出することができる.(蛍光を出さない物質については化学反応により蛍光物質へ導き分析を行う)もうひとつは,試料が低濃度であれば吸光分析法に比べて高感度の測定が可能であることである。

これは吸光分析法が入射光と透過光のわずかな差を検出するのに対して,蛍光分析法ではゼロレベルに対する光量を測定するからである.蛍光スペクトルの形状や強度は,蛍光性分子の周囲の性質(溶液のpH,温度,溶媒の種類共存塩など)により影響を受けることが多いので分析には注意が必要である。

また高濃度の試料では吸収が大きすぎて励起光が届かなかったり,放射された蛍光が再吸収されたりして正しいスペクトルが得られない場合もあるので注意が必要である.さらに蛍光強度は装置によって異なるので他の装置で測定したデータとは比較できない.蛍光強度は,吸光分析の吸光度とは異なり相対値である。

装置
蛍光光度計は光源,励起側分光器,試料室,蛍光側分光器,検出器および信号処理装置よりなっている.光源が安定していないと正確な蛍光強度が測定できないので光源には広い波長範囲にわたり強い連続スペクトルの光が得られるキセノンランプが用いられる。

光源から放射された光はまず励起光分光器により分光され試料に照射される.試料セルには4方向が透明なもので,無蛍光の石英セルが一般に用いられる.試料から放射された蛍光は蛍光側分光器により分光されて,光電子増倍管を使った検出器に入る.検出器からの出力信号は信号処理装置であるコンピュータに入る.このコンピュータで機器の制御とデータ処理を行う。

●分光光度計

紫外線や波長の短い可視光線を物質に照射すると,その物質を構成している分子または原子の種類,状態により,固有のエネルギー(波長)を吸収し,あるエネルギー幅をもった励起状態の分子または原子になります。励起分子(原子)はエネルギーを放出して,元の基底状態の分子(原子)に戻ります。この時発する光を蛍光といい、この蛍光(同時に励起光も)を測定します。


有機化合物のうち不飽和脂肪族,芳香族,置換芳香族,複素環式化合物などは強い蛍光を発するものが多く,これらの研究,分離,定量,構造等の分析に用いられます。
分光光度計とは,分光すなわち,それぞれのエネルギーに対応した振動数に分けられた光と物質との相互作用を解析する装置全般のことであるが,普通,分光光度計という場合は紫外可視分光光度計を指す。


紫外可視分光光度計は分子の電子エネルギー遷移を起こす紫外から可視部 (200nm〜780nm) の波長の光を用いて分光吸光分析を行う装置である。分子がこの波長領域の光を吸収すると励起状態に遷移するが,この遷移は特定の波長を持った光の吸収に対して起こるその物質固有のものである。そこでこの吸収強度を入射する光の波長に対して測定すれば物質の性質やその存在量を知ることができる.これを吸光分析法という.実際には試料物質の溶液あるいはそれに試薬を加えて発色させた溶液に光をあて,その吸光度を測定し試料中の目的成分の定性,定量あるいは試料物質の構造を調べるものである.この分析法は,肉眼による色の濃さによる比較に始まるので比色分析法といわれてきたが,現在は吸光分析法という表現が一般化している。


装置
紫外可視分光光度計は,光源,分光器,試料室,検出器および信号処理装置よりなっている.光源は,紫外領域では重水素ランプ,可視領域ではタングステンランプが用いられる.分光器は光源から出た光を分光し波長を選択する部分で,回折格子とスリットが用いられている.試料室には,試料液および対照液を入れる吸収セルとこれを保持するセルホルダーがあり,石英製,ガラス製(可視領域のみ)などが使用される.光を電気量に変換する検出器には光電子増倍管やフォトダイオードが使われ,この出力信号を信号処理装置に送る.信号処理装置は現在,コンピュータになっておりこれで機器の制御も行っている。




●赤外分光光度計

赤外分光光度計は分子の振動エネルギー遷移の内、双極子モーメントの変化を起こす遷移にもとづく光の吸収を測定する装置です。分子振動には、伸縮振動と変角振動とがあり、振動エネルギー準位の遷移は波長が1〜100 mmの範囲の赤外線と呼ばれる電磁波の吸収によって起こります。振動エネルギーの遷移に伴って分子の回転エネルギーの遷移も起こるので吸収スペクトルは吸収帯として現われ、この吸収帯の位置は波数(単位はcm-1、kayser、振動数を光速度で割ったものに相当する)で表されます。

【装 置】

赤外分光光度計には、回折格子による分散型分光法を用いたものと干渉計によるフーリエ分光法を用いたものとがあり、通常、4,000〜400 cm-1(波長 2.5〜25 μm)の範囲の透過度を測定しています。

●分散型赤外分光光度計

装置は、光源、試料室、分光器、検出器、記録計から構成されており、光路はすべて赤外光に透明な材質を使用しています。光源にグローバー(炭化珪素)を、検出器には熱電対を用いています



●フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)について


この装置は固定鏡、移動鏡、ビームスプリッターからなるマイケルソン二光束干渉計であり、干渉波形(インターフェログラム)を得るもので分光器は持っていません。試料を通過したインターフェログラムをフーリエ変換法を用いてソフト的に分光を行ない吸収スペクトルが得られます。


赤外線を分子に照射すると,分子をつくっている原子間の振動エネルギーに相当する赤外線を吸収します。 この吸収度合いを調べることによって化合物の構造推定や定量を行うのが赤外分光法です。


 赤外分光法を行う装置として,初期から最近まで主流だったのが,回折格子を用いた分散型赤外分光光度計です。 その後,技術の進歩とともに,レーザ光による波数モニタ・移動鏡を有する干渉計・コンピュータによる電算処理部を有するフーリエ変換赤外分光光度計(FTIR)が現在の主流となっています。


この装置は固定鏡、移動鏡、ビームスプリッターからなるマイケルソン二光束干渉計であり、干渉波形(インターフェログラム)を得るもので分光器は持っていません。試料を通過したインターフェログラムをフーリエ変換法を用いてソフト的に分光を行ない吸収スペクトルが得られます。


フーリエ変換赤外分光光度計は、分散型赤外分光光度計に比べ高分解能で、波数精度、波数再現性がきわめて高く、積算回数を増やすことによりS/Nの向上が図れるなど多くの利点があり、タンパク質などの生体物質の水溶液試料の測定もできます。


簡単な化合物でも非常に複雑な赤外吸収スペクトルを示すことから物質の同定に利用できます。また、分子中のある原子団の吸収帯が分子の他の部分の構造に無関係に生じる事から構造に関する情報が得られます。


用途は電子・電気・半導体分野の微小パーツ(ICチップなど)上の不具合箇所の定性や,日本薬局方に基づく医薬品定性,犯罪現場に残された塗膜片からの車種決定,コンビナトリアルケミストリの合成前検討としてビーズ上の出発物質確認など,さまざまな構造解析・非破壊測定の現場で活用され,高い評価を得ています。


試料の作り方
 赤外吸収スペクトル測定試料の調整方法には次のようなものがあります。

*液膜法
難揮発性の液体試料を、組み立てセルの窓板に1〜2滴落とし窓板で挟んで測定する。試料によっては0.05 〜 0.5 nmの鉛のスペーサーを用いる。

*溶液法
液体あるいは固体の試料を脱水乾燥した溶媒(四」塩化炭素、クロロフォルム、二硫化炭素など)に溶かし、液体セルを用いて測定する。液体セルは、試料用と対象セルとが対になっている。

*ヌジョール法
固体試料をメノウ乳鉢で粉砕し、これに流動パラフィンを1〜2滴加えよく混合し、組立セルを用いて測定する。

*KBr法
1〜2 mg の固体試料に200 mg 位の KBr の粉末を加えメノウ乳鉢で細かく粉砕混合し、下図の錠剤成型機を用いて以下の順序で試料をつくる。

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JIS H 0400 電気めっきに使用される用語  (1)一般
番号 用語 読み方 意味
101 アニオン 負に帯電したイオン。
陰イオンともいう。
102 陰極 いんきょく 金属又は水素が電気化学的に析出する極。
103 カチオン 正に帯電したイオン。
陽イオンともいう。
104 貴金属 ききんぞく 標準水素電極と比較して,高い正極電位もつ金属。イオン化しにくく、そのため容易に溶解しない方がより貴となる。例えば、銅は、亜鉛より、そして金は銅又は亜鉛より貴となる。
105 均一電着性 きんいつでんちゃくせい 厚さが均一にめっきされるめっき浴の能力。
106 工業用クロムめっき こうぎょうようくろむめっき 主として耐磨耗性を付与する目的で施した比較的厚いクロムめっき。硬質クロムめっきともいう。
107 合金めっき ごうきんめっき 電気めっきほうによる2種類またはそれ以上の金属若しくは金属と非金属の合金皮膜。
108 下地 したじ 直接電着される素地。単めっきの場合、下地は素地と同義語になる。多層めっきの場合は、中間皮膜を下地と呼ぶ。
109 浸せきめっき法 しんせきめっきほう 置換反応によって物体の表面に金属の皮膜を形成する方法。
110 素地 そじ 皮膜が析出、形成される材料。
111 多層めっき たそうめっき 2層又はそれ以上の金属を析出しためっき
112 電気めっき でんきめっき 金属又は非金属表面に金属を電気化学的に析出させた皮膜。
113 電着応力 でんちゃくおうりょく 電着金属に生じる引張り又は圧縮の応力
114 電流効率 でんりゅうこうりつ 理論析出量(又は溶出量)に対する実際の析出量(又は溶出量)との割合を百分率で表したもの。
115 電流濃度 でんりゅうのうど 電解液の単位容積あたりの電流の大きさ。
116 電流密度 でんりゅうみつど 電極の単位面積当りの電流の大きさ。
117 排水処理 はいすいしょり 排水中の汚濁物質を除去し、排出基準に合った水質に排出するための処理。
118 ハルセル 種々の電流密度における電極表面の状況を観察する特殊な形の電解槽。
119 PH ぴーえっち 水素イオン濃度の逆数の対数であって、めっき工程における溶液の酸度又はアルカリ度を表すために用いる。
120 非金属 ひきんぞく 貴金属の反対。
121 微視的均一電着性 びしてききんいつでんちゃくせい 一定条件のもとで、あなとか狭い溝にも十分めっきさせ得る浴の能力。ミクロスローイングパワーともいう。
122 被覆力 ひふくりょく 初期にカソードの全表面に金属を析出させるため、一定条件で電気めっきさせ得る浴のの能力。
123 複合めっき ふくごうめっき 繊維状や微粒子などの分散相を有する複合材料のめっき。
124 不動態 ふどうたい 化学的又は電気化学的に溶解若しくは反応が停止するような金属の特殊な表面状態。
125 補助極 ほじょきょく 均一電着性や被覆力を改善するために用いる補助の陽極または、陰極。
126 ポーラスクロムめっき あらかじめ表面を粗にしてクロムめっきをするか、又はめっき後その表面をエッチングにより多孔性とし、油の保持性を与えるクロムめっき。
127 マイクロクラッククロムめっき 微細な割れが均一に分布されるように施すクロムめっき。耐食性向上の目的に利用される。
128 マイクロポーラスクロムめっき 微細な穴を均一に分布したクロムめっき。耐食性向上の目的に利用される。
129 前処理 まえしょり めっき工程において品物をめっき浴に入れる前の諸工程。
130 めっき浴 めっきよく めっき液がめっき槽内に入れられた状態の時、めっき浴という。
131 陽極 ようきょく 金属が電気化学的に溶解する極。不溶性の場合はアニオン(陰イオン)が放電する極。
132 陽極スライム ようきょくすらいむ 金属を陽極にして電解したとき、電気化学的に溶解しない浅さ。
133 浴電圧 よくでんあつ めっき浴中の陰極と陽極との間の電圧。
134 レベリング 素地を微視的な凹凸や、研磨の条こんなどを平滑化する電気めっき浴の能力。平滑化作用ともいう。
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JIS H 0400 電気めっきに使用される用語  (1)研磨及び前処理
番号 用語 読み方 意味
201 アニーリング 一定温度に加熱して成形によるひずみを除去する方法
202 アルカリ洗浄 あるかりせんじょう アルカリ溶液を用いて被めっき物を洗浄する方法
203 ウエットブラスト法 うえっとぶらすとほう 微粒の研磨材を加えた水又はそれに適当な抑制剤を加えたものをっ金属製品に吹き付けて洗浄にすると同時に均一ななし地面仕上げにすること。
204 液体ホーニング えきたいほーにんぐ ウエットブラスト法と同じ
205 エッチング 金属又は金属表面を化学又は電気化学的に浸食する方法。樹脂上にめっきする場合は酸化剤を含む液に樹脂を浸食し、表面素化と化学的変化を同時に行う方法。
206 エマルジョン洗浄法 えまるじょんせんじょうほう 乳化液を用いて被めっき物を洗浄する方法。
207 化学研磨法 かがくけんまほう 金属表面を種々な組成の溶液中に浸漬して平滑な光沢面とする方法。
208 活性化 かっせいか 表面の不動態を破壊することを目的とする処理。
209 がら研磨法 がらけんまほう 品物を回転容器中に研磨する方法。
210 キャタライザーーアクセレータ法 キャタライザーーあくせれーたほう SnとPbの混合によりパラジウムとコロイド液とし、これに浸漬して次に塩酸溶液に浸漬して化学めっきの反応を促進させる方法。
211 光沢浸漬法 こうたくしんせきほう 金属表面を種々な組成の溶液中に短時間浸漬して光沢面とする方法。キリンス仕上など。
212 サテン仕上法 さてんしあげほう 方向性のあるつけけし面に仕上る方法。
213 酸洗い法 さんあらいほう 酸類水溶液に浸漬して、さびやスケールを除去する方法。
214 酸浸漬法 さんしんせきほう 金属表面を種々な組成の溶液中に短時間浸漬して光沢して、その表面を化学的に処理する方法。
215 酸洗浄法 さんせんじょうほう 酸溶液による洗浄法。
216 スマット 酸洗時又はアルカリ処理の際に表面に残った黒色異物をいう。
217 センシタイザーーアクチベーター法 せんしたいざーあくちべーたーほう Snを含む液に浸漬後、Pbを含む液に浸漬して化学めっきの反応を促進させる方法。
218 洗浄 せんじょう 表面から油脂その他の汚れを除去すること
219 電解研磨法 でんかいけんまほう 金属表面を特定溶液中で陽極溶解し、平滑な光沢面とする方法。
220 電解洗浄法 でんかいせんじょうほう 被めっき物を一方の極として電解によって洗浄する方法。陰極法。陽極法又はPR法などがある。
221 バフ研磨法 ばふけんまほう バフの周囲又は表面に研磨剤などをつけて研磨する方法。
222 バレル研磨法 ばれるけんまほう 被研磨物を研磨剤などと共に回転して研磨する方法。
223 バレルバニッシング 研磨処理法の1種で、表面層を除去せず圧力をかけてこすり、ひょうめんを平滑にする加工法。バニッシュ仕上ともいう。
224 バレル法 ばれるほう 品物を回転容器の中に入れて、機械的、化学的、又は電解処理する方法の総称でバレルバニッシング、バレル研磨、バレルめっき法などがある。
225 ブラスト法 ぶらすとほう 加工面に固体金属、鉱物性又は植物性の研磨材を高速で吹き付け、その表面を洗浄化。磨耗又は表面硬化させる方法。
226 プレエッチング エッチング処理を容易に行うために、前もって加工物を有機溶剤に浸漬する方法。
227 ベルト研磨法 べるとけんまほう 研磨剤の付着した研磨ベルトを使用して研磨する方法。
228 マット仕上 まっとしあげ 無方向性のつやけし面に仕上る方法。
229 溶剤洗浄法 ようざいせんじょうほう 有機溶剤を用いて被めっき物を洗浄脱脂する方法。
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JIS H 0400 電気めっきに使用される用語  (3)めっき工程
番号 用語 読み方 意味
301 化学めっき法 かがくめっきほう 金属又は非金属表面に金属を化学的に還元析出させる表面処理。
302 化成処理 かせいしょり 化学的処理によって金属表面に安定な化合物を生成させる処理。
303 活性炭処理 かっせいたんしょり めっき浴中の有機不純物を吸着除去するために活性炭を用いる処理。
304 空電解処理 からでんかいしょり めっき浴の調整を目的とした電解処理。
305 クロメート処理 くろめーとしょり クロム酸又は重クロム酸塩を主成分とする溶液中に品物を浸漬して防せい皮膜を生成させる方法。
306 重量電流めっき法 じゅうりょうでんりゅうめっきほう 直電流にサージ、リップル、バルス又は交流などの脈流を重量させ、周期的に電流を調整しながらめっきする方法。
307 すくい出し すくいだし 槽内の液がめっき物その他に付着して持ち出されること。
308 ストライク 特別な作業条件又は浴組成を用いて、短時間めっきを施すこと。密着性を良くしたり、被覆力を向上させる目的で行う。
309 静止めっき法 せいしめっきほう 品物を個々に陰極に取り付けてめっきする方法。
310 接触めっき法 せっしょくめっきほう 析出する金属の化合物を含む溶液中で、下地を他の金属と接触するように浸せきし、下地上に金属を析出するめっき法。
311 全シアン ぜんしあん めっき浴中の金属と錯塩を作っているシアンイオンと遊離状態のシアンとの総量。
312 電気めっき法 でんきめっきほう 金属又は非金属表面に金属を電気化学的に析出(電着)させる表面処理。単にめっき法ともいう。
313 電鋳法 でんちゅうほう 電気めっき法による金属製品の製造・補修または複製法。
314 なし地仕上げ法 なしじしあげほう 機械的又は化学的ら表面を粗して仕上げる方法。
315 肉盛りめっき法 にくもりめっきほう 寸法不足を補うことを目的として施すめっき法。
316 2層ニッケルめっき法 にそうにっけるめっきほう 第1層に硫黄を含まない無光沢又は半光沢のニッケルめっきを施し、その上に硫黄を含む光沢ニッケルめっきを施すめっき法。
317 バレルめっき法 ばれるめっきほう 回転容器中で行う電気めっき法。
318 半光沢仕上げ法 はんこうたくしあげほう 光沢の乏しいめっきを作る方法。
319 PR法 ぴーあーるほう 電流の方向を周期的に変えて電解する方法。
320 筆めっき法 ふでめっきほう めっき液を筆やスポンジなどに吸収させて陽極とし、陰極にした品物の表面をなでてめっきする方法。
321 フラッシュ法 ふらっしゅほう きわめて短時間に行う薄いめっき法。
322 ベーキング 素材のひずみ除去またはめっきの水素除去を目的として行う熱処理。
323 ヘヤライン仕上げ方法 へやらいんしあげほうほう 機械的方法によって常綿に方向性のある条こんをつける方法。
324 めっき防止材 めっきぼうしざい めっきされるのを防ぐために使用される材料。
325 持ち込み もちこみ 槽外の液が被めっき物その他に付着して持ち込まれること。
326 遊離シアン ゆうりしあん めっき浴中の金属分をシアン錯塩にするのに必要な量以上のシアン。
327 リン酸塩処理 りんさんえんしょり リン酸塩を含む水溶液(普通ふっ化物を含む)で、化学的に皮膜を生成させる方法。
328 ワンラック方式 わんらっくほうしき めっきをするとき、前処理とめっき工程でひっかけを変えない方法。
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JIS H 0400 電気めっきに使用される用語  (4)材料及び設備
番号 用語 読み方 意味
401 アノードバッグ 陽極スライムが被めっき物に影響を与えないように陽極を包む袋。
402 エメリーバフ バフにエメリー、溶融アルミナなどの研磨剤を接着したもの。
403 界面活性剤 かいめんかっせいざい 表面張力を減少させ、ぬれをよくしたり、または乳化分散などの目的に用いられる物質。
404 隔膜 かくまく 陽極部分と陰極部分とを分離する多孔性又は透過性の膜。
405 緩衝剤 かんしょうざい めっき浴のpHの変化を防ぐために添加する物質。
406 極棒 きょくぼう 電解槽に固定された導電部でブスバーから陽極、陰極に電流を導く金属製の棒。
407 キレート剤 きれーとざい 金属イオンに配位して、環状構造をもつ錯化合物(キレート化合物)を造る化学物質。
408 光沢剤 こうたくざい めっき皮膜に光沢を与えるため、めっき浴に加える添加剤。
409 添加剤 てんかざい めっき皮膜の性質を向上させる目的で、めっき浴その他の処理液に添加する物質。
410 バフ 布製又はその他の材料で造られた研磨輪。
411 引っかけ ひっかけ 被めっき物の支持及び通電のために用いる治具。
412 油性研磨剤 ゆせいけんまざい 研磨剤を主成分とし、これに脂肪酸、鉱油金属、石けんなどを混合した研磨剤。棒状と液状のものがある。
413 抑制剤 よくせいざい 化学反応又は電気化学反応の急激な、若しくは局部的な進行を妨げる物質。酸洗液などに用いる。
414 レジスト 化学又は電気化学反応を防ぐため、品物及び電極等の表面の一部を被覆する物質。
415 ろ過助剤 ろかじょざい ろ剤の目づまりを防ぎ、ろ過性能をを増加させるために使用される物質。
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JIS H 0400 電気めっきに使用される用語  (5)試験及び検査
番号 用語 読み方 意味
501 亜硫酸ガス試験 ありゅうさんがすしけん 湿性亜硫酸ガスを含む雰囲気中に試験を暴露して耐食性を調べる試験。
502 ウイスカー 単結晶の金属繊維成長物で、貯蔵中又は使用中、自然に生成し、若しくは、めっき処理中に生成することがある。(スズめっきなどに生成しやすい。)
503 渦電流式厚さ測定法 うずでんりゅうしきあつさそくていほう 装置と資料との間に渦電流を生じさせ、皮膜の厚さによって渦電流量が変化するのを測定して厚さを求める方法。
504 塩水噴霧試験 えんすいふんむしけん 食塩水の噴霧中に試料を暴露させ、耐食性を調べる試験。
505 押出し試験 おしだししけん めっき層の背面からあなをうがち、押出し棒でめっき層を破壊して、めっきの密着性を調べる試験。
506 外観試験 がいかんしけん めっき面の欠陥の有無を目視によって調べる試験。
507 キャス試験 きゃすしけん 塩化ナトリウム、酢酸及び塩化第二銅の混合溶液中の噴霧中に試料を暴露させ、耐食性を調べる試験。
508 曇り くもり 光沢めっきにおいて光沢の乏しいめっき。めっき条件が悪いか、浴に不純物が混入している場合に生じる。
509 蛍光X線式厚さ測定法 けいこうえっくすせんあつさそくていほう 試料にX線を照射することにより、素地及び皮膜から特有な蛍光X線が放射される。この蛍光X線強度は測定することにより厚さを求める方法。
510 焦げ こげ 粗いめっきで主に過大な電流密度の場合に生じる。やけともいう。
511 こぶ状めっき こぶじょうめっき 被めっき物に生じる丸みをおびた突起物。
512 コロードコート試験 ころーどこーとしけん 腐食性薬品を含んだペーストを試料に塗布し、一定の温度及び湿度に維持して耐食性を調べる試験。
513 酢酸塩水噴霧試験 すさんえんすいふんむしけん 塩化ナトリウムと酢酸の混合溶液の噴霧中に試料を暴露させ、耐食性を調べる試験。
514 ざらつき めっき浴中の固体浮遊物がめっき層の中に入り込んで生じた小突起。
515 しみ しみこんだ汚れをいう。腐食試験においては、腐食生成物による表面上の汚れ。
516 樹枝状めっき じゅしじょうめっき 被めっき物に生ずる枝状又は不規則な突起物。
517 磁力式厚さ測定法 じりょくしきあつさそくていほう 磁力が磁性素地金属上の非磁性皮膜厚さにより変化するのを測定して厚さを求める方法。
518 水素ぜい性 すいそぜいせい 前処理及びめっき操作の過程で、被めっき物が水素を吸蔵してもろくなる現象。
519 多孔率 たこうりつ ポーラスクロムめっき面の任意の面積内において、溝またはあなの占める面積の割合を百分率で表したもの。
520 滴下法 てきかほう 腐食性溶液をめっき面に滴下し、めっき層を溶かした時間からめっきの厚さを求める試験。
521 電解式厚さ測定法 でんかいしきあつさそくていほう 特定の電解液を使用して、めっき面を陽極として電解し、めっき層を溶解解除するのに必要な時間から厚さを求める試験。
522 乳白めっき にゅうはくめっき クロムめっきの場合に、電流密度が低すぎるか、またはめっき浴の温度が高すぎる場合に生ずる光沢の乏しいめっき。
523 はく離 はくり めっき層が素地又は下地からはがれること。
524 ひきはがし試験 ひきはがししけん めっき皮膜の一定幅を垂直にはがして素地との密着力を求める試験。
525 ピット めっき面に生成される巨視的な穴。
526 ヒートサイクルテスト 試料を指定された2種類以上の温度に常温を介して交互に維持し、めっきの密着性を調べる試験。
527 ひび割れ ひびわれ 腐食試験において、自然に発生した細かい網状模様の割れ。
528 ピンホール 素地や下地層まで達するめっきの細孔。
529 フェロキシル試験 ふぇろしきるしけん 試験紙をフェロシアン化カリウム、フェリシアン化カリウム及び塩化ナトリウムの混合溶液に浸し、めっき面にはり付けて、めっきのピンホールを調べる試験。
530 ふくれ めっき層の一部が素地や下地層と密着しながら浮いている状態。
531 β線式厚さ測定法 べーたせんしきあつさそくていほう 試験にβ線を照射し、後方錯乱するβ線強度が膜厚さにより変化するのを測定して厚さを求める方法。
532 変色 へんしょく 環境などにより、めっき面が本来の色調を失う現象。
533 星状腐食 ほしじょうふしょく 腐食試験などで発生した星状の腐食欠陥。
534 曲げ試験 まげしけん 被めっき物を折り曲げて、めっきの密着性を調べる試験。
535 水切れ みずきれ 表面が汚れているために、水皮膜が不連続に現れる現象。
536 密着性 みっちゃくせい めっき層が下地に付着している力の強さ。
537 無めっき むめっき めっきが付いていない状態。低電流密度部分などに生じやすい。
538 めっき有効面 めっきゆうこうめん めっき表面のうち、用途の上で重要な表面をいう。例えば、裏面など、特に重要でない部分を除外する。
539 レイティングナンバ 腐食面積と有効面積との割合によって腐食の程度を示す試験。10〜0に区分されている。
540 割れ われ 皮膜表面で無秩序、無方向に割れること。
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