●生野のメインストリート・勝山通
四天王寺の東門から東へ約3kmの大通りが勝山通です。勝山通は、生野の中央を東西に行き来する生野のメインストリートで大阪〜八尾線または難波足代線とも呼ばれます。その中ほどに、御勝山(おかちやま)古墳の小山があり、明治23(1890)年から大正15年までこの辺り4万3千坪(約141900m2)の広い地域に『府立農学校』がありました。また、古墳の南側には『大阪管区気象台』もありました。現在、その跡地は『御勝山南公園』になっています。
『御勝山南公園』には、折口信夫(おりぐちしのぶ)の文学碑があり、「小橋(おばせ)すぎ 鶴橋生野来る道は古道と思う
見覚えのなき」と刻まれています。勝山通は、歴史の散歩道の一部です。
●『桃谷駅』は『桃山駅』だった
いまのJR大阪環状線の開業当時(明治28年開通)には、小さな汽車が天王寺駅〜玉造駅間を折り返し運行されていました。その間に位置する『桃谷駅』は、当時『桃山駅』と呼ばれていましたが、のちに京都は伏見の『桃山駅』と混同されるとの理由から『桃谷駅』と改称されました。
駅名の由来となった桃山・桃谷は、江戸時代中頃より周囲の丘陵地帯が桃の名所として賑わっていたことから桃山そして桃谷と名付けられました。
●コリアタウン
1984年、朝鮮市場の再生のために、チャイナタウンを意識した「コリアタウン構想」を打ち出し、その9年後の1993年、御幸森天神宮から東へのびる長さ500mほどの商店街が完成しました。キムチをはじめ、たくさんの食料品やチマチョゴリなど、韓国・朝鮮のものなら何でもそろい、ソウルの南大門市場を思わせます。韓国・朝鮮語と大阪弁が行き交う異国情緒あふれるエネルギッシュなところです。
参考:生野区のホームページ
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